しちれゆ

モリコーネ 映画が恋した音楽家のしちれゆのレビュー・感想・評価

4.0
【忘れない。マエストロが遺した永遠のメロディ。】
音楽の神様がモリコーネを通して語る言葉がメロディとなって溢れ出す至福。
1960年代~の数々の名作、名優たちの若き日の姿(イーストウッドがカッコよすぎた)。あの映画もこの映画も、知らない映画も見たことのある映画も見たくなる。
添え物だった映画音楽を芸術の域に昇華させたモリコーネ
さらには9.11に捧げたシンフォニー
彼がオスカーを貰えて本当に良かった、遅すぎるくらい。
「私を愛し支えてくれたマリアにこの賞を捧げます。この賞は妻のもの」
客席にいた奥様がその言葉を聞き控えめに手を振り はにかむ様子がとても素敵でした。
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