ちゃつ

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-のちゃつのレビュー・感想・評価

3.8
Filmarks試写会で鑑賞

最前線で武器を持って戦うのではなく、頭脳と戦略で戦う戦争映画。何年か前に観た、『イミテーション・ゲーム』みたい。

死体に偽の機密文書を持たせて地中海に放つなんて、そんなことで他国を騙せるわけ...と思ってたけど、まさかの実話。さらに、007の作者イアン・フレミングが関わっていたと聞くとなんだかロマンがある。

途中、機密文書が渡った後のところ、もっとハラハラドキドキさせてくれてもいいんじゃないと思ったけどこの作品はそこだけにフォーカスを置いているわけではないのか...

身内さえも疑わなくてはいけない戦争の状況下、色々な気持ちが交差して進む物語。スパイとか、2重スパイとか、人物の関係図を理解するのに必死で登場人物の心情を読み解くほどの余裕がなかったので、もう1回観に行きたい。

制服をぴっしり纏うコリン・ファースも、タバコふかしながらタイプライターを打つイアン・フレミング(ジョニー・フリン)ももう1回スクリーンで観たいしね。
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