冒頭から、いきなり『テイク・オン・ミー』のワンフレーズが流れる。相変わらず、いやCDで聞いてきたよりも断然、声の質が良かった。そこで「とてもいい声だなぁ」と映画に興味を惹かれた。
a-haは80年代に『ベストヒットＵＳＡ』という海外のアーティストを紹介する番組でよく見聞きした。当時、洋楽はボン・ジョヴィが好きで、a-haの曲は『テイク・オン・ミー』と007の『リビング・デイライツ』くらいしか知らなかった。
『テイク・オン・ミー』といえばあのアニメーションと実写が混ざった例のミュージックビデオだが、この映画も同じ演出で始まる。
各々プライドと譲らないポイントがあり衝突を繰り返すのだが、ラストで歳を重ねた三人が楽しそうにライブ会場に向かう顔を見て、とても嬉しくなった。
少し長めかな。とも思ったが、映画館で観るドキュメント映画もなかなか良い。
