たけp

神々の山嶺のたけpのレビュー・感想・評価

神々の山嶺(2021年製作の映画)
3.0
冒頭でキャラクターの名前を覚える前からどんどん話が進む
そして登山のシーンになり一旦落ち着く

羽生丈二(大塚明夫)の単独登山シーンではセリフ無しで登山だけを描いてるのがいい
一人しかいないんだからセリフ無いの当たり前だろと思うかもしれないけど、日本では一人しかいないシーンでもひたすら独り言で状況を説明したがるから
このへんは海外制作のアニメかな

深町誠(堀内賢雄)がそこまで羽生に固執する理由が最後までわからなかった
作中では山に取り憑かれるのと同じって言ってたけどイマイチ納得できない
深町が羽生の中にもう一人の自分を重ねてるとかそういう描写があってもよかったんじゃないか

岸文太郎(逢坂良太)の自業自得さ
さらにその上を行く深町の自分勝手さ

山で自分勝手な行動して迷惑かけて炎上する人が多いけど
この人たちのやってることもたいした変わらんだろって印象
山の恐ろしさをアニメーションでしっかり表現してるのは高評価
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