‶諦めたらそこで裁判終了ですよ”
落ちぶれた弁護士が医療ミス裁判で勝訴を目指す法廷ドラマ。
主人公の弁護士は絶対に勝てるという自信を持っていたが、重要証人は姿を消すわ、被告の弁護士は狡猾だわ、裁判官は嫌な奴だわで、あれよあれよという間に暗雲が立ち込めていく。さらにはあの人物までもが実は……という、死人に鞭打つような展開。正に四面楚歌。もう絶望しかねぇ!
常に、今にも切れそうな細い糸を手繰り寄せていくような感じ。
まあ、つまらなくはなかったが、さほどはまらなかった。
あのシーンで、口より先に手が出ちゃうんだ……と思ってから、ちょっと冷めてしまった。別件で軽犯罪も犯してるし……。
余談だけど、本作にはブルース・ウィリスがエキストラとして出演しています(クレジット無し)。『ウォーリーを探せ!』ではないけれど、これから鑑賞予定の方は、『ブルース・ウィリスを探せ!』に挑戦してみてはいかがでしょうか。