ケイコ 目を澄ませてのジジョのレビュー・感想・評価

「寡黙」な映画だった。
態度や表情や空気を感じて自分なりに理解する。これだけ日常的に「言葉」で多くを語られる世の中において、この静けさはとても心地よかった。

ろう者じゃくても運動をしていなくても、自分の人生を投影できる余白があった。
たくさんの人と出来事を思い出したけど、思い出せない人たちとの時間も、私の人生の大切な一部だと改めて思う。

デジタルツールの便利さの中で光るアナログの素晴らしさ☆