たんたんと、流れる日常のなかに
耳の聞こえない女子プロボクサーの彼女がいる。
これは凄いとか、心のそこからいい映画だとは、言えないが
なぜか、つねに琴線にふれるのである
なぜか、心のどこかでケイコ
がんばれよ!と応援したくなるのである。
それは不思議に感じました。
西暦2022年なのだか、撮り方がアナログなので、それも良かった点なのだろう。
東京の下町の風景が綺麗である。
あと、音楽を一切使わず
日常にある、音やノイズだけで
映画音楽を構成しているのも
良かった点だとおもう。
最後に、縄跳びを飛ぶ、タンタンタンと
聴こえてくる演出は良かったと思う。