このレビューはネタバレを含みます
劇伴がなく唯一の音楽は弾き語りのみ。(HIMI のHold on to your lifeみたい…いいシーン。と思ったら本人とその曲だった。)
社会(風景)の中での人と人の些細な関わりが描かれている。
弟の彼女とのダンス、許せないで終わる日記のリアルさとその朗読、林と松本の人物造形、ケイコたちの練習に触発された林と練習生のステップ、看護師と患者のおばあちゃんとの会話、会長の帽子を被り直す強情な(笑)ケイコ…。良かった点は挙げたらきりがない。
後半、ケイコの笑顔が見られるようになっただけで泣きそうになった。