自分が思っていた以上に、自分を形成している部分にハリー・ポッターという作品が大きく影響してた事に気付けた。思えばシリーズものの映画では唯一、リアルタイムで同じ少年同士として自分自身をハリーたちに重ねて共に成長していった青春映画でもある。
初っ端からファンサービスが過ぎるし曲だけで落涙。しっかり俳優への敬意と随所にちゃんとリスペクトを感じるし、ラストあのシーンで締められたら泣いちゃうよもう。
死の秘宝 PART2からもう10年経ってることがまず衝撃だしハリー・ポッターロスになっていた当時を思い出してしまった。11歳ぐらいから10年間同じ役を演じ続けた主要キャストの人たちはクランクアップした瞬間どんな気持ちだったのだろうか。自分の中にあったものが消えていってしまう感じだったのだろうか。いずれにしても俺たちのハリー・ポッターロスどころでは済まなかっただろう。ただ、本作で数年ぶりにキャストが大勢集まって再会のハグと笑顔を見てなんか安心した。作中でも言っていたが、子役というのはその後の人生を壊しかねない。撮影に追われていわゆる普通の生活も出来なかっただろうしめちゃくちゃストレスも溜まったと思うけど、みんな「やって良かった」って言ってるような表情に見えた。こちらこそ演じてくれてありがとうございました。と心の中で言いました。
ハリー・ポッターのあの世界観を0から映像化したクリス・コロンバスの功績は計り知れないなマジで。
これを見た後はハリーポッターをとりあえずもう一周してしまうこと間違いなし。
