るね

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツのるねのレビュー・感想・評価

4.6
JKローリングがアレの発言を繰り返してて呼ばれなかったという投稿をツイッターで見てたのでモヤって見てなかったけど、エマワトソンへの取材記事をFBで読んでやっぱり見ようと決めて、観た。
作中では作者のJkローリングに関係者の皆が尊敬と感謝を伝え続けてたし、2019年(問題となった発言を繰り返す前)のローリングの語りも何度も挿入されて、むしろどれだけキャストやスタッフはここにローリングを喜んで迎え入れたかっただろうと想像するくらい。

高校生の頃、部活を引退してやることがなくなり、家族が帰るまで1人の時間を何度も繰り返し最終作のメイキングビデオを観て過ごした。その映像もいくつか使われてて懐かしい気持ちになった。
タイムリーに映画を追って子供時代を過ごしたし、もちろん本も全部読んで、俳優としてのインタビュー記事も親の買ってる雑誌で見かけては隠れて読んでいた。

一緒に成長した気持ちになれる作品だし、再会して語り合うキャストや監督の姿を見て、改めて稀有な物語だ(そこから派生していったいくつもの人生そのものを含む)と思った。観てよかったです。とても温かい場所という感じ。これを撮ってくれたことに感謝。
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