重い荷物を抱えて道程1350キロのバス旅が始まる
誰に訊かれても「急いでいる」と言い放つ一心不乱のトム
この「急いでいる」がためのエピソードがSNSにのって拡まっていくのである
次から次に乗り継ぐバスのデザインが素敵✨
2階バスやギュウギュウ詰めバスの中で
トムは妻と娘を想いトランクを片時も離さない
守らなければならない妻との約束とは?
ティモシー・スポールは65歳
まだまだヨロヨロとは言えない年齢であるが
トムは本当にヨロヨロ(老齢&病人)に思える
出逢った人々が心配するのは当たり前でも
トムの固い意志には勝てないのである
あと何年かの孤独を感じていたとき
トムの勇気が「バスのヒーロー」となり
出逢った人々からの言葉ひとつひとつに
トムの愛おしい日々が生きかえる
トランクから取り出される大切なもの
約束を守るために旅へ伴だった大切なもの
主人公が初老~老齢の作品はというと
「運び屋」
「ファーザー」
「愛、アムール」
「幸せなひとりぼっち」
「孤独のススメ」
「手紙は憶えている」
「ドント・ブリーズ」