みぃりりの甘いプリン

この子は邪悪のみぃりりの甘いプリンのネタバレレビュー・内容・結末

この子は邪悪(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ファーストシーンで、異様なケモノ歩きをしているモブ男女が出てきて。イヤな予感はしたんだ。こういう演出をしてくる映画はイヤな予感しかなかったんだが。
途中まで面白かった。
実はハナこそが、作り上げられた人物だと思っていたんだ。邪悪なのはハナなのだと。
 彼女だけがニセモノ、記憶を植え付けられた他人。そう思っていたら、実は母と妹の方が他人だった。
これはしてやられた。
冒頭のイヤな予感はハズレたと思ったんだが。
真相が明らかになっていくにつれ、スンってなった。
なんだそれ? ってなったし。
小さな子供が真実に耐えきれなくて人を刺してしまう展開も嫌だなぁ。親のエゴで勝手に他人の子供を巻き込んだのに。子供を犯罪者にしないでほしいわ。


(ウサギについて思うとろこ)
・ウサギとの人格入れ替えは、玉木お父さんがそう強く思っているだけで。
 実際にそうなっているわけじゃないのでは?
そこまでのことはできないでしょう。


(帰ってきたお母さんがハナとのヒミツを知っていた理由の考察)
・心理療法士のお父さんがハナから催眠術で聞き出したんでしょう?


(5年間も妹の仮面の下の素顔を見なかったのは?)
・これも、お父さんに暗示をかけられていたのだろうと考察している。
便利だな、心理療法士設定。
 妹は5歳の時に事故にあっている。退院して自宅に帰って来て。お風呂はどうしていたのだろう? 小さい子供が一人でお風呂に入るのは危険だ。しばらくはお父さんと入っていたのだろうか?
 姉のハナと一緒にお風呂に入ったことは無かったのだろう。  
 妹の不気味な仮面はインパクトが強くキャッチーだが、日常生活を思うとなかなか不便で不自然だよね。