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X エックスのhrt2308のレビュー・感想・評価

X エックス(2022年製作の映画)
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時は1970年代、導入部も気だるい雰囲気で70年代プンプン。

ポルノ映画で一攫千金を目論む女優のマキシン(ミア・ゴス)ら6人の撮影隊がテキサスの田舎にやってくる。宿泊場所を提供した老人ハワード(スティーヴン・ユーレ)は妻のパールには会わないように申し渡し、決して歓迎していない。映画を撮影することも知らせてない。完全に田舎の老人を舐めきっている。こういう奴らは大抵ひどい目に合うことになっている。

ひとりづつ、彼らは犠牲になっていく。プロデューサーのウェイン(マーティン・ヘンダーソン)みたいに夜にパン1・裸足でうろついてりゃ殺されるに決まっている。元海兵隊の俳優ジャクソン(スコット・メスクディ)も全裸でブラブラさせながらハワードに上から目線で話して完全に殺されモードだ。

パールが夜な夜なさまよい、それを探す夫のハワード。ヨタヨタしているようで、肝心なときは、動きが早い。油断している方がやられていく。

愛に飢えたパール。応えられないハワード。この悲劇。

ゆったりした展開から凄惨な殺人が展開していく。

名作『悪魔のいけにえ』を連想しないわけにはいかない作品だ。
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