ネット都市伝説の
「きさらぎ駅」を元ネタにした
ホラー映画。
ホラー版「カメラを止めるな!」でした。
POVできさらぎ駅を体験した後、
強くてニューゲーム状態で2周目に突入し、今度こそクリアを目指すという構成。
もっと先に映像化すべき都市伝説が
他にあると思いますが、
POVでもあり、
タイムリープものでもあるため、
題材の地味さを補って余りある仕上がりになっております。
やっぱりあれよね、
ホラーはPOVに限るよね!
その場にいるかのような臨場感が出るし、視界が限られるからジャンプスケアとの相性抜群よね。
「どうせ量産されてるC級ホラーの1つでしょ」と、レンタル料を捨てる気持ちで観れば、「おっ!意外と良作やん!」というレベルでした。
ただ、
霊自体は怖いんですが、
攻撃方法が「爆殺」なんよ。
爆殺?!!!!
ホラーで爆殺?!!!
途中まで結構怖いんやで。
お決まりのパターンではあるけども、
幽霊が追いかけてきて、
逃げなアカンのに車のエンジンがかからない。
もう駄目だと思ったら霊が消えていて、
ホッとしたのも束の間、後部座席に霊が移動してました、みたいな。
そこまでは怖いんですよ。
せやのに、
霊に抱きつかれたら、
ドカーンって爆殺!!!!
なんそれ!!!
チャオズ?!
爆殺の度に怖さが薄まるのが残念でした。
だからそんなに怖くないんやけど、
爆殺だけ見て欲しいから、
みんなレンタルして下さい。