汚染された海水から、
市民達に寄生虫が入り込み、
大パニックを引き起こす事件を、
様々なカメラや記録を繋ぎ合わせてみせるモキュメンタリー映画。
POVのお家芸である、
「巻き込まれた主人公が、死んでも録画を辞めない」というスタンスではなく、
淡々と複数のビデオ映像を並べて行って、
順番に見ていくと全てがつながり、真相が浮かび上がってくるという「ノロイ」システムとなっております。
ホラーでありながらも、社会派映画でね。
実際公害問題とか、似た事は現実に起こってるもんね。
確かに海って、生活排水も糞尿も放射能物質も、最終的に全部流すわけで、
そこで育った魚を食べたり、そこで海水浴を楽しんだりっていうのは、よくよく考えたら怖い。
超絶面白いんやけど、
毎回食欲無くなる。
これ観たあとに回転寿司で魚食べて、
水道水飲めたら大したもん。
