IRAの作戦にまんまとはめられた男。
人質としての側面から、友情という名で結ばれたIRA闘士の男。
死の直前にある頼みごとを引き受けるが、作戦本部を襲撃され各自が散り散りに。
ここから頼まれた依頼を遂行しようと男の恋人に近づいていく。
ラブロマンスとしての側面と、任務との葛藤。
ここにある秘密が加わることによって、物語の敷居はより複雑になる。
この映画はやはり中盤から出てくるキャストに言及しなければならない。
この役がデビュー作とは恐るべき逸材だ。
その後の作品では顔を見かけないが、今頃何をしているのやら。
重要なキーワードは愛だ。
愛することによって非常識は常識へと摩り替わる。
命を賭けるのはいつだって男でなければならない。