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『映画愛の現在 第Ⅲ部/星を蒐める』に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

3.8
第三部はかなり面白い。米子映像の2人、映像作家のマルチーズこと小山大輔、田口あゆみ、個性強め高専生、1部2部合わせて観ていくと移りゆく景色の間にこれまでの人に想いを馳せながら観てて「メジャーではない映像」を語る人々の魅力が溢れている。
1部が自分に合わなかった考えと、3部はコミュニティーの映画ということを振り返ると監督佐々木友輔の纏う空気が地域密着型のコミュニケーションを得意としていて合っているから3部はすんなり入ってきたニュアンスが強い。それとインタビューした先の人たちの映画愛が3部通して一番強いからか。
3本観ないとこの映画は語れない。コロナ以後の、映画という存在の現在時点が描かれてた単に傑作とは言い難い部分も内包した素晴らしいドキュメント。トークでの監督の横文字の使い方が気になった…フィルターバブル…東浩紀、黒瀬陽平あたりを崇拝してそう。

トークメモ2022.2.12

地域の人の独立したテーマ。自主上映や団体へのインタビュー。コミュニティへの思考が強かった。佐々木さんの映画愛への変化→観ていない映画をはっきり観ていないと言えるようになった笑
意地を張らなくて済むようになった、映画に関わることが丸くなった。佐々木さんが鳥取に移って印象的な映画→第2部の中のはたのしゅうへいさんの映画。妥協がない。鳥取だからという言い訳はせず鳥取で上映してみせる、作品自体の素晴らしさと堂々さ、汽水空港や現時点プロジェクトでの上映。
誰かの活動を追うのではなくインタビューで追うのはどう決まったか→映画愛、タイトルは地獄の黙示録のパロディ。肯定したいのではなく生き方や関わり方に敬意を持つ。鳥取でアクティブに活動してくれる人は全員に出てもらう。可能な限りお声がけして実際には断られた団体は居ない。平等というよりそれぞれの映画愛を記録したかった。
現在生きる人のアーカイブ→昔あった映画館のリサーチを調べているがリサーチの報告展覧会をやったりした。100年前一番最初に出来た映画館は電気館で新聞でしか残っていない。催しの情報が載っている。目下の課題は作品に如何に残ってもらうか。100年後に残るように、それはリアルタイムに生きている人が居ない時。現地での公開ではどうだったか→会場に足を運んでくれている時点で応援してくれている、街の景色を褒めてくださった方がいて鳥取の風景を記録したことを評価してくれたのは嬉しかった。
ロードムービーのようだが移動しながら撮影していくことの意味→3部は扱っている範囲が広い。1部は徒歩、2部は汽車、3部は米子が車社会。生きている人の移動手段が反映されている。映画は省略の芸術。東京→パリと一瞬で移動できるメディア。映画が隠している距離。省略する時間もあつみがあって存在している。移動が重要なモチーフ。過去作と異なり固定ショットが多いこと、固定の非固定の使い方を教えて→室内はフィックス、ワンオペだから。参考にした作品は龍が如くみたいなのでイベントが発生するとミニゲームがはじまるみたいな空間の使い方をしたかった。前作のコールヒストリーていう作品からの飛躍。
3部作通しての都市と地方の格差というのを浮き彫りにしながらもコミニティとそれに付随する伝統の継承というのを色濃く感じる。
皆の濃度の差はあるとしてもある映画愛というものをしっかり捉えている。
非常に凡庸とも思えるかもしれない反復される構造もどこか心地よい、それぞれの映画との出会いに旨を馳せるはずである。