ロマンポルノの台頭を意識しているのかお志麻さんのキスが過去一エロスだった…「そんなことなすっちゃイヤ!」目を瞑ってお布団に入ってもよろしければ触れてそうじゃなかったら3分動かないでいて。どんなプレイだ>>続きを読む
下世話かつ難しいテーマなのに、橋の下の野原を捉えた妖精探しのショットが印象的な、丁寧な映画。全編通してデリヘルドライバーの主人公田中さんの異常をきたした演技が良い。「お願いしますちょっとだけでいいから>>続きを読む
凄い映画だ。高度経済成長期の若者の葛藤が話の筋だが、台詞と成島の撮影と武満の楽曲が組み合わさりビターすぎる傑作に。バカを分からせる最後の選択肢の“悲惨さ”に伝統的な家族のカタチを押し付ける理解のない“>>続きを読む
肯定派の「分からないの?」感とそれっぽい横文字並べてごちゃごちゃうるせえなと思う。つまんないならつまんない、おもろいならおもろいで、良い。面白いよね?分かるよね?を共有しないでほしい。
批判の意見を>>続きを読む
「君たちはなぜ公開前の作品のレビューを書くのか。」という認識でしか無かった本作だが嘴の下に眼がある“鳥”のことが気になって仕方がなかった…何を書いてもネタバレになりそうだから物語については一応ネタバレ>>続きを読む
傑作。瀬々脚本で一番好きかもしれないくらい良かった。荒涼とした海辺を舞台に謎めいた女たちに翻弄される男のクライムサスペンス、よくこんなロケ地を見つけ・思いつくもんだ。現金輸送車を襲い生き延びた男に情婦>>続きを読む
吉田輝雄特集で絶対に観なきゃいけない映画!梅次師匠のノワールだと「死の十字路」には及ばないまでも公園で追い詰められるロングショットなど見所充分。脳に出来物が出来て余命3ヶ月のボクサー待田京介の啖呵を切>>続きを読む
「天使」からさらに光を突き詰めたデジタルボカノウスキー。明らかにフォトショップのレイヤー感に違和感抱きつつも後半にかけて色々見せ方を変えてきて飽きることなく観れる。トークでの「マチエールが炎のように発>>続きを読む
風呂入ってるおっさんしか記憶にしかないけど、オプティカルプリンタで光学処理されているレンズ処理(つまりシンプルに言うとアナログ)だから良い。様々な実験映画をみてるつもりだがチェルカススキーみたいな音や>>続きを読む
荒い粒子にどストレートのシネマヴェリテスタイル!ケリーライカート作品まんまじゃん、好き…が第一印象で、この映画のことを考えるとひたすら暗くなり、落ち込む。カーラーをつけても一向に巻き髪にならず底なしの>>続きを読む
後半の7.8章は「理大囲城」の補足として観られたが正直全体的に長いし作為が見え隠れしすぎる。キュイチョーの初期作をみないとこの映画の判断もうまくできない、
キュイチョー×ふるまいよしこトークメモ8.>>続きを読む
ラストも富士、要所要所のフジヤマがサブリミナルこええです大庭センセー。琵琶湖まで一望できる神社の登場に全面大阪ロケの素晴らしい親子人情喜劇。番匠家族ドラマみたいな盛り込み具合で最高。新幹線ぶっ飛ばして>>続きを読む
山口淑子の芸能生活20周年記念映画であり女優引退記念映画だが50年代に制作された邦画で一番と言っても良いくらいのスター総出で凄い。映画自体はそこまでだがこりゃ観てよかったと満足感が凄い、冒頭のマダム蝶>>続きを読む
これ銀熊なの?「逃げた女」同様にスタートからピリッとしないしやっと面白くなるのも3章入って後半20分ジジイが「愛とは抱きしめることだ」と説くあたりはうるさくて嫌でも耳に入ってくるし(こんな気合い空回り>>続きを読む
オーディアール作やはり面白い。コピーの「繋がるのは簡単なのに愛し合うのは難しい」まんまそれで、シアマの恋愛観の描写も活きており「現代の愛と性の在り方」を描いた作品としては今後基準になるような映画なので>>続きを読む
清水宏大映移籍後第一作、原作は川口松太郎。冒頭いきなりペギー葉山が一曲まるまるもりもり。キャバレーの女・角梨枝子の客で外車セールスマンの菅原謙次が客からの金を使い込んでしまうが、菅原の母・瀧花久子を哀>>続きを読む
高枝バサミの黒田とローソクの嵐山が居ないと駄作になっていたが、さすがはキャノンボール。素人のハプニングは作りものを遥かに凌駕する!高枝バサミの使い方史上一番奇抜かつ一番おもろい。
カンパニー松尾>>続きを読む
堀江博久トークメモ8.14
96年にタワレコの向かいにアザーミュージックあって98年にはじめて行って2000年頃に自分の音楽が置かれて感動した。CDは買うしか無かった時代、サラレコーズは見かけるなぁく>>続きを読む
好きすぎて今年映画館で2回観た、
オールタイムアニメーションベスト10に入るくらい好き。瀬戸内しまなみ海道を舞台に火葬後の骨を噛む「骨噛み」という風習を主題として描いた点描アニメ。
作者の矢野さんは本>>続きを読む
超伝説級の一本、初見からUCLA作品っぽさがビンビン。スパイクリーもバリージェンキンスのブラックムービーもこの映画がなかったらすべてが無いと言っても過言ではないのでは。特にジェンキンスのムーンライトは>>続きを読む
前作「新しい風」がめちゃくちゃ面白すぎて期待値を上げすぎたが途中までは良い感じに観れた記憶。人を好きになるのはこわい、という感覚は年取ってからの方がつよいと思う。
トークメモ
4年前の撮影。サナエ>>続きを読む
「水がねえんだよ、、、」
名前もなき作業員の台詞がすべてを表現している。メルトダウンさせまいと命を賭した人々の証言の数々。まさに「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ」を超絶リ>>続きを読む
ATBサンライズの前年のジャネットゲイナーを観れるだけで眼福。先日観た「三悪人」と同年だけあってノリにのってるフォード大先生。期待値ほどノれなかったけど邦画名画座通いしてる人にはこの感じ分かってほしい>>続きを読む
ヴェネチアオリゾンティ審査員特別賞。標高3600メートルに位置するボリビアの首都ラパスに鉱山労働者の失業デモと共に7日間歩き続け到着したエルダー。高度の気候や気圧により謎の咳をして肺病の様な状態となっ>>続きを読む
マヤデレン、メカス、アンガーらと同世代の作家として60年代のアメリカ実験映画を牽引する存在だったグレゴリー・マーコポウロス。ギリシャ悲劇の登場人物たちをニューヨークアンダーグラウンドのスターたちが演じ>>続きを読む
マロシギュラのことがめちゃくちゃ好きなマリカおばあちゃんとそのお手伝いハゲのゾリが話のメインだが正直何の会話をしてて何をしているのか全く分からないのにくそ面白い。今年のイメフォフェス一番の掘り出し物。>>続きを読む
段ボールを切り抜き、人体を用いてストップモーションアニメーションの手法を随所に。ハンガリーの鬼才ブハーロフ兄弟の熱を体感するのに充分すぎる7分間。
大都会と対峙するかのように高層ビルのエレベーターの中で踊り、上層階の一室でポールダンスを踊り出す。地下から天空へ。
トークメモ
泉カイさんというダンサーで東京ドロリスとして活動、音楽はフォノジェニッ>>続きを読む
この日芹沢さんとご飯をご一緒させてもらったときに恩師新谷さんが岡山に戻った先で農業動画をYouTubeにあげてるとのことで、LINEが毎回ぴろぴろきてうるさいんだと。しかし見出すと意外と興味深く面白い>>続きを読む
個人的には今の日本実験映画界の濱口竜介。2作連続イメフォフェス大賞受賞。もちろん全作観てるが本作の劇映画に寄せた微かなドラマと現実の間を揺さぶる映像のアプローチに驚きを隠せなかった。たんたんと過ぎる時>>続きを読む
下高井戸からダッシュでSPホールへ戻りウルトラ混んでたけど最高の音楽映画だった、マチュー一目みれたのが良かったていうよりやはりこの映画の余韻がこの映画を支えている。
マチューティーチイン10.18>>続きを読む
公園の散歩途中で叔母さんが「若い人たちはすぐ別れちゃうからね、」ずっと一緒にいようぜ空気がフックになって陽が落ち暗闇になったら、そう映画の時間。そんな私も「貴方にはもっと別の女性が居る」というフられ方>>続きを読む
理想の散歩、こんな詩人みたいな散歩してみたい。隣にはワンちゃんさえ居てくれたらそれでおけ。移りゆく風景に確かに存在を知らせる音たち。次に観る機会があれば目を閉じてサウンドスケープ映画として愉しみたい。
完全に拾い物、こんな傑作が隠れているから名画座通いはやめられない。藤巻潤の代表作と言っても過言では無いし黒沢いや岡本喜八が撮ったて言われてもなんら不思議ではないエンタメ大作、同じ池広監督の勝新主演「ど>>続きを読む
中村鴈治郎の3話オムニバス時代劇なんてあるんだ…大映深い…名画座通で軒並み評価が上がっている職人・加戸敏監督作。第一話「上意討ち」第二話「横笛」第三話「うわなり打」