mingoさんの映画レビュー・感想・評価

mingo

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デザイナー。
名画も新作も映画館でしか観ない派代表。年間400本

映画関係のグラフィックもライター的お仕事も◎
utsumingosu@gmail.com

映画(2281)
ドラマ(0)

メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

本作はディストラクションベイビーズがコメディに分類されるのと同じ類のサスペンスコメディ。観た人ならわかると思うがサスペンスともコメディとも違う感覚の、不思議な多幸感に満ちた意欲作。ロケ地は「ケンとカズ>>続きを読む

まったく同じ3人の他人(2018年製作の映画)

3.8

面白かったは面白かったが、作家性皆無なので普通に面白いドキュメンタリー観たいなあてときにオススメな作品。国家規模の隠された事実が浮き彫りにされてく反面、人類は研究しなくちゃいけないしなあという少数派な>>続きを読む

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

4.3

大学の先輩であり会社の後輩である友人が9月から1年間文化庁助成芸術金でNYに留学しているのだが先日NYに遊びに行った際ちょうどメカスにインタビューしていた。95歳にもかかわらずビールが好きらしく友人と>>続きを読む

半世界(2018年製作の映画)

3.9

現代においてオリジナル脚本で映画を撮ることが許された稀有な巨匠阪本順治。先日60歳を迎えられたらしいが傑作「トカレフ」が35.6歳の頃に撮られたことを考えると何年後かにそこに到達するじぶんとの差に打ち>>続きを読む

ヒズ・マスターズ・ヴォイス(2018年製作の映画)

4.0

難解でもう少し分かりやすく!とか訳わかんない感想散見するが、分かりやすくしたらそれは作品として成立しない訳であって、観る方にも問題があるのが映画だとつくづく思った。映画が終わってつまんなそうに席をあと>>続きを読む

テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.8

面白かったは面白かったけど、コメディすぎた。イスラエル版カメラを止めるなにも納得だが、作家性皆無エンタメ爆進て感じ。が逆に良いのか。よく出来た脚本は作家性をも凌駕する、お手本のような例か。観客賞はこち>>続きを読む

はじめての別れ(2018年製作の映画)

4.1

思わぬ拾い物更新された。
絶世の美女監督がおおくりする現代版キアロスタミ。後継者かよ。「ともだちのうちはどこ?」もビックリ、五十嵐航平「泳ぎすぎた夜」にも通じる子供の天真爛漫さが前面に押し出され、ウイ
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武術の孤児(2018年製作の映画)

4.0

今年のTIFFで個人的に一番の拾い物だった。武術学校に赴任した国語教師が武術以外の勉強を馬鹿にする生徒たちに出会い、というまぁありきたりな話だが「二十四の瞳」のようなお涙頂戴の感動的な映画ではなく、思>>続きを読む

三人の夫(2018年製作の映画)

3.9

今回コンペで一番の話題作が本作かテルアビブオンファイアである。意外にも辛口レビューが多々あるが、日活ロマンポルノ鑑賞者にとってはなんら変わりない昔からあるロマポ。それは演出やモチーフも含めて。しかし六>>続きを読む

蛍はいなくなった(2018年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭、唯一信頼を寄せられるユース部門が誇る青春ドラマの傑作。ゴーストワールド、スウィート17モンスター、パロアルトストーリーなどを彷彿とさせ、目標もなく無為に過ごしてしまうティーンの心境を丁>>続きを読む

赤い子牛(2018年製作の映画)

3.9

ベルリン最優秀デビュー作品賞で話題の本作だが、社会派+アデルブルーと言った印象値。ある人と出会い自分の生活を疑問を持ち、見つめ直すっていうのは世界共通。だからこそ胸を打つ。世界が広がる瞬間は年関係なく>>続きを読む

シレンズ・コール(2018年製作の映画)

3.8

スクラップアンドビルドが進むイスタンブールという場所性をうまく利用した東欧ver現代ジャックタチ風のブラックコメディ。悲劇や怒りを物語に描くことで消化させるエンタメ力はなかなかの出来。「モンティパイソ>>続きを読む

詩人(2018年製作の映画)

3.6

中国の80.90年代の経済改革の最中に詩で経済を変えようともがく主人公を通した映画、予想と反して遊びのある退屈とは程遠く、少し肩透かし。ジャームッシュはパターソンで詩で生活を描いてたのに対し、本作は生>>続きを読む

銭ゲバ(1970年製作の映画)

3.0

全然面白くないズラ!笑
欲まみれになってく過程が普通なら面白くなるもんだけど、工夫もなく演出にキレもないので全く面白くないズラ、、、若き唐十郎の青臭さと、全盛期とは程遠い緑魔子の妖艶さがマッチしていた
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私の死の物語(2013年製作の映画)

4.0

アルベールセラ監督が1番好きな作品というのもわかるが、普通に観てると全くわからんのでQ&Aのメモを以下。才能ズバ抜けすぎ。
18世紀の空想主義的と19世紀のロマン主義的の対立的映画。
実在した偉大な人
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鳥の歌(2008年製作の映画)

3.9

試みとして非常に面白い。
生誕したばかりのキリストを探し求め、東方の三賢人は不毛な土地、砂漠、氷原をひたすらに歩く。大衆映画で言うところのガスヴァンサントの「ジェリー」系映画の最高峰。セラの映画はどれ
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キューバ・リブレ(2013年製作の映画)

3.3

監督の佇まいが1番良い。
映画は難解というか、天然半分計算半分といったところか。ファスビンダーのギュンターカウフマンに対するオマージュらしいが、ヘンテコな音楽映画としてしか捉えられなかった、、監督的に
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素晴しき男性(1958年製作の映画)

3.8

色彩豊かなオープニングからすでに良作の香り、ジャズ、ダンス、ミュージカル!これでもかと井上梅次の斬新さが際立つ。梅次先生の映画Boxとか出て欲しいくらいには好きすぎてつらい。月丘夢路と結婚するのもまた>>続きを読む

嵐を呼ぶ楽団(1960年製作の映画)

4.2

娯楽映画の達人、井上梅次がおおくりする和製ミュージカルの傑作!
定石に則った物語展開、つまりは起承転結基本に忠実かつスピード感あふれる演奏シーンに音楽によってストーリーが展開する構成とセンス!また登場
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大当り三色娘(1957年製作の映画)

3.8

東宝初のシネマスコープ。美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみによる三人娘シリーズ期待値高かった割にところどころに雑さが目立つ和製ミュージカル。年代が年代なだけに仕方ないが、ラストの演出はいただけない、、>>続きを読む

街燈(1957年製作の映画)

3.8

中平康の代表作らしいが、フィルセン所蔵のため機会がないとほぼ観れないのなんとかしてほしい。モダンでスタイリッシュなのはもはや言うまでもないが、葉山の家に南田が自転車で出かけていき、おかずを半々にして朝>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.8

傑作漫画、郷田マモラの「モリのアサガオ」じゃん。何よりおいおいそりゃないよぉも納得させてしまう吉田大八の映画力の強度!前作しかりジャニーズ俳優の使いどころの巧さ、松田龍平の存在力、富山県魚津市の土着性>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.8

吉田大八の才能凄い。個人的には海外の映画祭で評価されているハマリューの次くらい黒沢清なんかがいて(ある種別次元か)その次くらい沖田などと同列並みに映画力を内包してるように感じる。久々に桐島みかえしたい>>続きを読む

ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

4.0

ヘンリーはフールすぎる、
いたいた、こういうやついたよ。研鑽十二分なのに実力そこそこな自分の才能からすると、ひたすらに憧れの対象だった。とにかく美大時代を回顧してしまう傑作。アートやデザインに大して詳
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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

4.0

映画館で観れた喜び!
宇宙から降ってきた男のラストライブぶち上がった!もちろん鑑賞後に拍手喝采が沸き起こる新文芸坐は最高。爆音気味の音響もいつも感謝。良き時代の名盤て少なからずどの音楽家にもあって、こ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

パルムドールに対してはどうも思わないし、映画作品として良いは良いけどオールタイムベスト群には一生はいらない良作て印象値。その原因をある人と一緒に探っていたけど、落ち着いた結論が「巧すぎる映画づくり」に>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

削ぎ落とされた台詞と、毛むくじゃらの熊さんホアキンが魅せる凄惨な画力に唸らせられる。うむ、良い天気だ。何よりジョニーグリーンウッドの音がもはや主役と言っても過言ではないくらいにめちゃくちゃ良い。映像が>>続きを読む

人情紙風船(1937年製作の映画)

4.5

文句無し渾然と輝く日本映画の傑作。堀を流れていく紙風船を目で追えば追うほど哀しみが込み上げてくる。映画の演出見習うとか超えて、つまりはこれが映画だ。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.7

今年はエンタメ邦画ことごとくダメだな、彼女の想いも分かるし伝わるけど作りものすぎる。本物の想いには届かない。唯一細かい美術や国立市を拠点としたロケーションが良く、私自身大学時代を過ごした立川国立国分寺>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

実は「500日のサマー」が(好き嫌いとかではないが)思い入れのある作品で、ジェフブリッジスの好演がひかるこちらもとても評価したい一本。
賛否ありそうなマークウェブの作品だが、深く浅く、粗雑で丁寧で、真
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戦国野郎(1963年製作の映画)

4.1

ニュープリント!最高!血沸き肉踊るアクションシーンの連続で描いた痛快時代劇の傑作!
喜八の戦争映画はほぼ10割打者、くっそおもろい!力の信玄に対するは頭の藤吉郎佐藤充、天本英世はもうプライベートライア
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DOGTOWN & Z-BOYS(2001年製作の映画)

3.9

海はサーフィンから、地上のロードに移り、空中のモーションに辿り着くスケボーの歴史が刺激エモーション。ロードオブドッグタウンと合わせて観たい。
ところで今年の逗子海岸映画祭スケボーデー、今までで1番ひど
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みつこと宇宙こぶ(2017年製作の映画)

-

凄い期待してた分がっかりが強かった。てか清原惟演技もできるのか。10期の友人が「微妙」と言っていたが、たしかに惜しい。「作家性」という言葉は撮り続けてそれが作家性になる、というのは間違いではないけど、>>続きを読む

(2017年製作の映画)

2.9

雰囲気はある。あるけど、見せ方が微妙だし題材も希薄。ドキュメンタリー映画もっと観たら良いと思う。塩田明彦とのトークショーでわたし全然映画観てなくて、て言ってたけど、それ作家性を語る上で自分がなにを言っ>>続きを読む

FOLLOW(2016年製作の映画)

2.9

藝大一年時短編作品。
映画わからないけど踠いてノワール撮ってみた!アメリカンニューシネマやってみた!感が強い。惜しい。「ケンとカズ」のカトウシンスケがぶっちぎって演技上手くて良かった。あと金井浩人くん
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