mingoさんの映画レビュー・感想・評価

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名画は劇場で。
しがないデザイナー

映画関係のグラフィックも◎
連絡先→
utsumingosu@gmail.com

2017年上半期ベスト
タレンタイム
はなればなれに(リマスター版)
ナイスガイズ
スウィート17モンスター
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
20センチュリーウーマン
パーソナルショッパー
コクソン
お嬢さん
はじまりへの旅

下半期
パターソン

ブンデスリーガ(2017年製作の映画)

4.0

芸大院10期卒制。友人の「魔法」以外の10期3作品鑑賞したが間違いなく本作の豊かさは他の追随を許さない。

物語は廃校になった母校でひとり卓球の本場であるドイツのブンデスリーガで活躍することを目指すカ
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やさしいフルスイング(2017年製作の映画)

3.6

京都造形の映画学科クオリティ高くてわらった
くそみたいな商業映画みるくらいならインディーズ映画見まくった方が豊かになれる。若さ全開の割りに答えが悟っててなんだこのコドモオトナ映画は!と思って観てた。関
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

本作は全編通してキヨシクロサワにしか撮れない映画なのは間違いない。しかし先日16日新文芸坐オールナイトで97〜99年驚愕の3年間特集で組まれていたように全盛期はここに集約されると思う。昨年の「クリーピ>>続きを読む

彼方からの手紙(2008年製作の映画)

4.1

芸大院1期が誇る超傑作。キャスティング濱口竜介キャメラ佐々木靖之音楽HEADZの木下美紗都そして監督瀬田なつき。今から10年ほど前iphoneとかが誕生したくらいのとき。遡ると10年という歳月は長いよ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

「あゝ荒野」のお口直しに岡田ベイビーとベイビーしてきましたよベイビー。完全なるデート映画。おっさん2人でサングラス装着ギアチェンジオッケー準備万端ベイビー?アーハン?的なノリノリでベイビー。こんな夜に>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

感想は前編に。
後編はおっぱい祭り。
今野杏南…まじか。河井青葉…またか。につきる。
新宿を舞台にするのいけてるとか思ってるのかわからないけど「君の名は。」しかり日本の基準みたいに描くのやめてほしい。
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.5

前後編合わせて5時間4分。
結果から言うと映画的には駄作。舞台は新宿「君の名は。」思い出しちゃって無理すぎた。日本一きたねえ街に、一般ウケすると思って放った演出センスのなさ、役者だけ死角なしの業界パワ
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従軍慰安婦(1974年製作の映画)

4.1

幻の作品、奇跡のニュープリント。シネマヴェーラには頭が上がらない。己の肉体を将兵に捧げることがお国の為と信じて戦地へ赴いた慰安婦たちの最前線における極限の性を描く感動ドラマ!なんて言うつもりは毛頭なく>>続きを読む

人間狩り(1962年製作の映画)

3.9

こんな結末の犯罪ドラマもあるんか。傑作やな。「時効警察」はこういう着眼点からうまれたのか。「人間狩り」というタイトルがイメージと違くて笑う。ノーエスケープとかホステルみたいな狩りモノではなく、こちらも>>続きを読む

特別機動捜査隊(1963年製作の映画)

3.5

当時のテレビドラマ版の映画ver。普通に面白いし昭和初期の刑事ドラマ感楽しんだ。60分ていう尺でもうお腹いっぱいだからテンポ良すぎだしラストの中原ひとみの泣かせる演出も絶妙。こんなど直球もたまには良い>>続きを読む

マヌケ先生(1998年製作の映画)

4.1

素晴らしすぎた、大林宣彦自伝的映画にして大林版ニューシネマパラダイス。尾道3部作番外編、映画愛に溢れた傑作。主演の三浦友和の演技は言わずもがな、懐かしき谷啓のお茶目さを楽しむ映画でもある。その他にもミ>>続きを読む

北京的西瓜(ぺきんのすいか)(1989年製作の映画)

3.8

もたいまさこ、わかっ!どこまでいってももたいまさこ。ベンガルとの夫婦良すぎか。
印象的だったのは街や人々の雑音がこれでもかと聞こえてくる。どの会話が大事な台詞なのか分からないくらいみんながしゃべってい
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脱脱脱脱17(2016年製作の映画)

3.4

映画云々ていうより松本花奈が17歳高校2年で本作を撮ったていうことが凄い。エネルギーの塊。
本編108分長すぎだから78分が良い。映画は見れば見るほど、簡潔で、さらりとした梅酒が良い。繋ぎが勢いで保て
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日本殉情伝 おかしなふたり ものくるおしきひとびとの群(1988年製作の映画)

4.1

中森明菜降板により予算もない中、通常秒速24コマを1秒12コマで撮る大林やばすぎ本領発揮。竹内力どこで道をそれた?て思うくらい美形青年、、、三浦友和も永島敏行も若いし、この時代の大林宣彦映画からは青春>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

4.0

近年クソみたいにメディアミックスが進む中、オリジナル脚本オリジナル楽曲のハートフルガールズムービーの傑作。渡辺シュンスケの音楽も染み渡るし佐々木靖之のキャメラがもうファインプレー。また40歳周辺の若手>>続きを読む

わさび(2016年製作の映画)

3.8

芳根京子演技が素晴らしすぎる。に尽きる。外山文治監督ご本人トークショーで意外と体裁や身なり(髪の毛やシャツを直したり)を整える仕草やトークが多いのを感じたのだが、自分なりのこだわりが強い監督なことがヒ>>続きを読む

春なれや(2016年製作の映画)

3.7

短編3本観て思うのは外山文治監督の人間力の高さがずば抜けてる。核になる脚本はじぶんで手掛けてはいるが撮影音楽整音俳優すべて超一流で揃えている。インディーズとは言えど映画にかける思いが伝わる。橋口亮輔に>>続きを読む

此の岸のこと(2010年製作の映画)

3.7

間違いなく今後売れる監督の1人。映画力高し。上野彰吾のキャメラが良い。台詞がないだけに音に演出をしていたみたいだが、スーパーの買い物のシーンで音が耳をつんざき、生活音でも魅せる音にするのは大変だと再認>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.0

どうも、トムウェイツです。
回によって混んでるらしいが、ガラガラな席にコアなファンがそれぞれの陣地でノシッて座ってるシネマカリテ良い。
シノゴ言わずに観るべき。愛すべき音楽映画の傑作がまた誕生。最高に
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

CGなしまじか。アナログ撮影の限界点到達した。「劇場に足を踏み入れたらそこは戦場だった」的映画体験。プライベートライアン、ハクソーリッジなんかも比較対象にされがちだけど、尺度がちげえ。舞台も人も景色も>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.9

二十歳くらいのときに観た「フローズンタイム」も「メトロマニラ」も良作なエンタメ監督ショーンエリスの本格派ナチ映画。良作なのに邦題タイトルがダサ過ぎて話題にならない系の映画でもある。
「ダンケルク」のキ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.4

みんながこんな映画を求めていたはず!と思わずにいられない。こんなにも現実的でありながら、ありとあらゆるすべてのモノやヒトに対して「愛」に富んだジャームッシュの集大成にして最高傑作。温もりと日々の時間が>>続きを読む

可愛いくて凄い女(1966年製作の映画)

4.1

邦画におけるスリ映画の傑作やろがい。まずタイトルが150点オーバー。緑魔子の七変化ムービー。緑魔子って可愛いときとブスのときの落差が激しすぎて人間っぽくて好き。表情美人に軍配。
天知茂指揮のもと、緑魔
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かも(1965年製作の映画)

3.9

今で言う下北メンヘラ系、緑魔子の怪演が素晴らしい。そして大根なのにあまりにも可愛すぎる大原麗子がやばい。映画自体良かったにもかかわらず大原麗子が脳内再生されてポワポワする。その他出演者もなかなか豪華。>>続きを読む

もっとしなやかに もっとしたたかに(1979年製作の映画)

3.9

「赤ちょうちん」を見逃したためヴェーラのひし美ゆり子トークショーと天秤に掛け森下愛子を選択、助監に根岸吉太郎、キャメラ前田米造。数々のロマンポルノを観てきたが、ルックススタイル愛嬌を通り越して森下愛子>>続きを読む

十八歳、海へ(1979年製作の映画)

3.8

藤田敏八ノーマークすぎたが、夏の終わりに観るのが最適。にしても森下愛子があまりにも小悪魔笑顔なのに脱いだら綺麗な裸体なもんだから当時の男性陣が騒ぐのもうなづける。森下愛子と言えばやはり個人的傑作ドラマ>>続きを読む

赤い鳥逃げた?(1973年製作の映画)

3.8

助監に長谷川和彦がいるのを見逃さなかった!にしたってアメリカンニューシネマの影響を色濃く受け、全盛期の脂がのった原田芳雄に、綺麗な乳房に赤いモチーフを身につけた桃井かおり、この2人だけで物語の空気はバ>>続きを読む

野良猫ロック 暴走集団’71(1971年製作の映画)

3.7

以前ヴェーラの梶芽衣子特集で野良猫スルーしたが、藤田映画の分析含め野良猫鑑賞。ロン毛堺正章友情出演やモップスが出演演奏してくるあたり70年代を感じざるを得なかった。ていうか原田芳雄×藤竜也×地井武男な>>続きを読む

暢気眼鏡(1940年製作の映画)

4.3

あまりにも幸せな時間すぎて1時間前に売り切れたチケット握りしめたわ、、「限りなき前進」チケット争奪戦破れたリベンジ晴らした、、、貧乏作家とその妻の愛情深き日々を描いた島耕二の最高傑作。

完全版が観た
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.7

湯浅にしては(エンタメ演出は素晴らしいが)キャラクターの中身蔑ろにしすぎ感が強かった。。。何よりルーがくそ可愛い、、自分的にはそれで持ちこたえてた。2010年代っぽいアニメーションだし、震災意識も強い>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.5

これを超えるアニメあるのかっていうレベル。実写、2D、3Dを融合させ、路地裏から宇宙までを超絶技巧によってメタモルフォーズさせてゆくハイテンションムービーにして、男と女、女と女、男と男、家族に纏わる三>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

闘う女性ジャンルものは数多くあれど、本当にかっけー女性て少ない!けど本作はルックス中身共にワンダフルワンダーでした。男より強いって設定と、戦争における人々のそれぞれの事情がうまくストーリーとマッチし極>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

映画館で観るか自宅で観るかで点数が0.3は変わる映画。ハラハラとエロエロの二択の狭間で忙しい。観たの一年前か、時が経つのはやすぎ、

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.8

アメリカの東出昌大ことニックロビンソン主演の、よりアメリカ臭さが足されたスタンドバイミー。この映画を楽しめないならおっさんたちは黙っててよ!て言われた。そんな映画。
ぼくも口髭生やすの好きなので髭を生
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拳銃魔(1949年製作の映画)

4.1

あらすじ自体は運命的に出会った一組の男女が破滅への道をたどるという、よくある「ボニーとクライド」ものを代表する作品のひとつでありながら、後の「勝手にしやがれ」や「俺たちに明日はない」などに決定的な影響>>続きを読む

裸の町(1948年製作の映画)

4.0

理想主義を歌い上げたハリウッド映画作品が多く製作されていた時代に誕生したNYオールロケのドキュメンタリータッチのサスペンス傑作。NAKED CITYのグラフィックがドーンッな本場ポスターが死ぬほどかっ>>続きを読む

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