このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会にて視聴。
原作のファンで実写映画化をずっと楽しみにしていました！
主役が永野芽郁さんと聞いてルックスはシイノに遠くないけれど、個人的には永野さんは友達が多く陽のイメージだったため一抹の不安が…
シイノってどちらかというと友人もマリコしかいない陰の人ってイメージだったので。
そこのところは永野芽郁さんの演技力でカバー。
タバコも格好良く吸えるように努力されたそうなので見どころです。
映画では中学時代のシイノの子役が私の中のシイノのイメージに近かったです。
85分と短めの映画ではあるものの、この作品の疾走感と熱量を表現するには良い長さに感じました。
記憶の中のマリコと会話するシーンでは何度も涙を流しました。
時間と共に薄れるマリコの記憶に焦るシイノの気持ちや苛立ちが伝わってきて本当に切なかったです。
そして窪塚さん演じるマキノはマンガ同様いい味でてました！
