マイ・ブロークン・マリコの光永のネタバレレビュー・内容・結末

「高校生の時、実の娘を強姦したお前に、中学生の時、実の娘を奴隷扱いしたお前に、小学生の時、実の娘から母親を奪ったお前に、弔われたって、白々しくて反吐が出んだよ」
冒頭の包丁振り回して涙と鼻水で顔ぐちゃぐちゃになりながら泣き叫ぶ永野芽郁ちゃんに私は救われた気がする。毒親育ちは対人関係において相手に対する気持ちの重さが釣り合わなくて上手くいかないことばかりだけど、めんどくせえって思われててもずっと側にいてくれる人がいる、自分のことをちゃんと分かってくれる人がいる、抱きしめてくれる人がいるって以上にうれしいことはないので、シイちゃんも大切にしてあげてほしいと思った。胃もたれするくらいしんどかったけど、終映前にもう一回観よう。