口は悪いが親友を裏切らないシイちゃん。家庭環境の問題もあるが、精神的思考的にも欠陥だらけのマリコ。
マリコの死から始まるこの物語、シイちゃんの真っ直ぐな感情は観てる側からしたら行き過ぎに思えるかもしれないけど、ここまで思ってくれる友人がいたことは死んでからじゃないと分からない「幸せ」なのではないか。
悪く言えばマリコは親ガチャ失敗メンヘラ恋愛依存女になってしまうけど、それはただ一つの側面であってまた違う角度から見たら悲劇のヒロインになる。そのあたりは上手く描かれてたと思う。
永野芽郁の演技は感情移入出来ないけど、可愛さが全てを上回るのでOKです。