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マイ・ブロークン・マリコのひのレビュー・感想・評価

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
4.0
永野芽郁の演技がいつもの彼女とはまるで違う。
奈緒はミステリアスな役が似合うね。

“もういない人に会うには自分が生きてるしかない”って言葉が刺さった。

自分も数年前に大好きな祖母を突然亡くした。もういっそのこといなくなってしまいたいと思ったこともあった。それでも自分のとりまく環境は何事もなかったかのように進んでいて、こうやって日々過ごしていくしかないんだって自分に言い聞かせてなんとかやり過ごしてきたけど、ちゃんと今は幸せで、だからと言って祖母のことを忘れたわけではなくて、祖母との日々はちゃんと思い出として残っている。

自分が生きてさえいれば、祖母もちゃんと自分の中で生きてくれているんだって改めて認識できた。
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