これたぶんあんまり映画に向かない作品だったんじゃないかな。
ストーリー云々以前に、セリフが口語にしては無理がありすぎる。
永野芽郁ちゃんは既存のイメージと異なるキャラをがんばっていたと思うし、タナダユキさんも好きなんだけど、セリフの一つひとつがノイズ。
わたしは人と話すときは基本的に口が悪いほうではないし「お大根」「お茄子」「お素麺」「おどんぶり」というのが我が家では普通で友人には笑われてきたし、文章で「マジで」などと書くときは、本当にとかとてもでは代用できないニュアンスを伝えたくて意図して使っているし、一方でオタクだけで繋がっているツイッターの鍵垢ではしぬほど口が悪いけれど、そういう口がいい/悪いとかの話じゃない気がする。
とにかく自然じゃない。だから演技も自然じゃない。マンガならまだ違うのかもしれない。もったいない