マイ・ブロークン・マリコのきゃすのレビュー・感想・評価

親友の死から始まる、行って帰ってくるというだけのロードムービー。85分だけなのでサラッと見れます。
全体的に、田舎の漁港のような、そこはかとない物寂しさが漂う映画でした。
終盤の窪田正孝の台詞が印象的。
奈緒の情緒不安定だけど放っておけない雰囲気(所謂メンヘラ感)の纏い方が妙にリアルだった。
台詞回しがわざとらしいのが少し気になった。俳優陣は実力派揃いなので、監督の演出によるものだと思う。