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ボーイズ・ライフのSeasonWalkerのネタバレレビュー・内容・結末

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

誰も親を選ぶことはできない。
当たり前のことだけど、あまりに残酷すぎる事実。

酒タバコ暴力金
暴言暴力でしか表現できない哀れな人
罵声大暴れでしか注目を集められない虚しい人
トビー自身にその血が流れてないことは不幸中の幸いではあるが、やはり共に何年も時間を過ごせば悪魔ウイルスの感染は免れない。
このような劣悪な家庭環境で育った子供が輝くことは厳しい。
2人みたいに思い切って断ち切らないと、蛙の子は蛙、永久機関なんだよな。


母の愛が素晴らしいって意見あるけどさ、
最後のあの瞬間まで何年も"みてみぬふり"なのよ?
でも母として人としては彼女個人は素晴らしい。
トビー自身も母のことは愛してるみたいだからまあそれはそれでありなのかな。

トビーと母はあの呪縛から解放されてよかった。


レオの演技は改めて一流だな。
特に暴言暴力で惨めにいじめられた時の、あの悔しさと憎悪の感情表現…
さすが地球が誇る俳優さん。


ところで、悪魔の実の子供3人は正体を知っているの?
だから家を離れたの?
末っ子はどうなるの?


作品自体のスコアは4.0です。
(個人的に自分の人生と重なる点が多すぎて、この作品思い出すたびにすごい不快感に襲われるため、敢えてスコア設定しない。)
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