このレビューはネタバレを含みます
🌙2023.12.19_23-225
原作者ドバイアス・ウルフの自伝的小説を映画化
ロバート・デ・ニーロとレオの初共演作
デニーロの一言で主演に抜擢されたレオ
本格的な映画出演は本作が初めてらしい
リーゼントに角刈り、出っ歯のレオまで見れる本作
やっぱりこの頃から演技めちゃくちゃ上手いね
あとデニーロがやっぱり怖すぎる...笑
登場時の紳士的な雰囲気でも怖いもん(笑)
細かい部分まで役作りが行き届いていてさすがだな
2人の喧嘩のシーンは迫力があってリアルで怖い
自分の子どもが自分の再婚相手に暴力を
振るわれているのに、不満よりも今の自分には
現状を変える気力はないという理由で何もしない母
目の前で夫と息子が喧嘩をしていても
「仲裁役はしないわよ」と言って止めない母
継父からの暴力もキツかったけど母もキツかった
時代的に仕方がない部分もあったんだろうけどね...
ラストの母と2人で何も持たずに家から
逃げるシーンが良すぎた、とても良い
何だかんだハッピーエンドのような終わり方
そんな2人に向かって暴言を吐き続けるドワイト
ドワイトはコンクリートで死亡
何というか...哀れで悲しい人なんだよね、結局は
「何も持たずに飛び出した、簡単なことだった」