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小説家の映画のMypageのレビュー・感想・評価

小説家の映画(2022年製作の映画)
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何が面白いんだかわからないけど面白いっす。
なによりも後ろの席のおばさま方がまるで会話に参加してるように笑っていたのがとても良かった。平日の午後の新宿で、現代に撮られた白黒映画を見る悦び。映画館出るときにやけが収められなくてマスクつけた。
ホン・サンスの映画観るとホン・サンスとしか言いようがない。
ロビーにあった菊池成孔と中島歩さんのコメントを読みました。
逃げた女とほぼおんなじじゃないのか…と思うときが何回かあった。
菊池さんも書いてたけど、最近のホン・サンスには謎の緊張感がずっと続く感じ。
なんか単語のチョイスとかが絶妙にずれてるというか、「カリスマ」とか、急に怒ったりとか。人を黙らせる力がありますね、とか。だけどそのまんま会話が続いていく。気まずさがスムーズにスルーされる。
しゃべってる内容はぎこちないんだけど空気感だけはスムーズ。
何回も同じこと繰り返すし。
前日に脚本書いて渡してるらしい、、
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