やっぱりホン・サンスの映画は示唆に満ちている。
人間は、どうしようもないほど分かり合えないが、社会で生きていくしかない。
だけど、どこかに抜け道はあるのだと思わせてくれる。
自己洞察が深すぎて、気持…
私にはまだ早いかな…笑
感想を言語化するが好きで、上手くできないと悔しさすら感じるけど、この映画は感想を述べるのがある意味で難しい。何を観たらいいのか分からなくて悲しかった。
ギルスがジュニを「…
決めつけることの暴力性。個人的感性の押し売りや押し付けほど、相手に対する尊重に欠けた所作は他にないだろう。
他者と向き合い、答えの出ないことについて考え続けること。いま、この場から浮き出てくるもの…
向かい合う2人をじっと見つめる少女の真意はよくわからず。夫はずっと不在で。
お互いにファンだとしても好きの重さは一定ではない。おそらく、小説家の方がものすごい情熱を持っていて俳優の彼女のことがめちゃ…
「虚構と現実」
物語は普段はソウルに暮らす主人公の女性小説家の旧知の後輩が営む本屋を訪れるところからはじまる。いきなり怒声(叱責のような怒声)から始まるのだが、ドラマが展開しそうで全くしないのが面…
この監督のやついつも映画監督やら俳優やら詩人やら小説家がでてきて、みんななぜかうさんくさいくらいお互いのファンとかいう挨拶のパターンに飽きた。
冒頭のヒステリックババアがそのあとずっとおとなしいのが…
韓国映画でズームを多用、どこかで観た気がすると思ったら、「逃げた女」の監督だった。長回しのシーンが無駄に多いし、モノクロ映像で、最後だけカラー、なんかこだわりがあるのかもしれないけど、いちいち鼻につ…
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