筋という筋はなく、明確なカタルシスもない。そこに存在するのは映画を撮ろうとする小説家と、後輩の本屋の店長、店員、映画監督と、その妻、仕事から離れている女優、その夫と、映画を学ぶその甥、公園でご飯を食…
>>続きを読む「はちどり」「なまず」みたいな穏やかな映画が好きだから、とても良かった。
最初の最初(写真)から「これはきっと好きなやつ」と思った。
少しして、主人公である小説家の女性ジュニが、長らく会っていなかっ…
しつこい説教男(本人無自覚)に向かって「彼女は子どもじゃないの。自分の判断で仕事をしますからほっときなさいよ」と一刀両断するシーンはとても痛快だけど、監督本人がしつこい説教男っぽいから減点。
相変わ…
やっぱりホン・サンスの映画は示唆に満ちている。
人間は、どうしようもないほど分かり合えないが、社会で生きていくしかない。
だけど、どこかに抜け道はあるのだと思わせてくれる。
自己洞察が深すぎて、気持…
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