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小説家の映画のrinのレビュー・感想・評価

小説家の映画(2022年製作の映画)
4.0
ホンサンスは小説家が嫌いなのか…?でも自分と重ねてる部分もありそうだし…確かなのはキムミニが大好きなこと。最後の劇中映画は恥ずかしくなっちゃうくらい。

最初の怒声とキムミニのごはん食べちゃうところ、どういう意図なんだろう。
後者はジュニの泥棒気質というか独占欲を描いてるようにも思えた。ギルスにしろ映画にしろ手話にしろ、いいなと思ったものはすべて手に入れたいみたいな。それをちょっと感じてたから、本屋手伝いの彼女が詩人にも「尊敬してます…!」と言った時のジュニのなんとも言えない表情には笑ってしまう。

詩人が物語を好み、小説家が映画にとって物語は重要でないと考えてるという設定はすごく興味深い。
たとえばガラスの向こうの女の子なんて小説にはできない表現で、映画とは何かを暗に示したかったのかな…(インタビューでは前日に決めたただの思いつきと言ってるみたい)
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