緑

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュの緑のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

タリバンとして捕まった長男を
取り戻すために奔走する
ドイツ在住トルコ人一家の母親の話。

数分遅れて入場。

悪い人でないのはわかるが、
主人公の図々しさ/失礼さ/
マイペースさに辟易させられた。
旦那がいる場で
「私が愛しているのは子どもだけ」と
のたまうのにも呆れた。
旦那、必要なときには
ちゃんと動いていてくれたし、
長男奪還にのめり込む嫁が
半ば放棄している家庭を守っていたのに。

長男奪還に動くため
不在がちな母親のフォローを
させられている次男が実に不憫。
家族が大変なときに協力をってのは
ごもっともとは言えど、
数年単位となると負担半端ない。
まだ学生である次男には
荷が重すぎる。
愛玩子と搾取子という様相で、
観ていてつらくなった。

政治的法的メッセージに於いては
弁護士の意見に同意。
緑