都麦

午前4時にパリの夜は明けるの都麦のレビュー・感想・評価

3.7
仕事終わり、銀座でぼーーーーっと観た。ガラッガラのシネスイッチの、4人くらいしか観客がいないシアターのどまんなかで、「腹へったな〜、あ、そういえば冷蔵庫に大根あるな」とか思いながらマジでぼーっと観てた。でも、ぼーっと観てたのがなんかよかったな〜と思う。やさしかった。

なんか正直、どうもこの類の女性人生すぎる映画にはついていけないおれがいたりするのも事実。compartmentもそうだったけど、「エぜんっぜんわからんソレ」となることも多々。ママすぐ泣くやーんとおもったりもしたし、突然汚いおっさんとヤりだしてムリムリムリムリダレ?ともなった。話は全然わからんかったし150分くらいあるかなーとも思ってた。

が、なんかパリという街の美しくて儚い表情は人が変えているのだなと、合ってるのか合ってないのかわからない感想を抱いたし、合間に挟まるフィルムのような粗い質感の映像が妙に美しくて、なんていうか救いのような映画でしたね。傷ついてるときに観たらめちゃくちゃ好きになっただろうな

お姉さんには電車で結局言わなかったけど、ゴッドヘルプってこういうこと?と思ったし、今日帰ったら観たいな〜とおもった。どう?アイス食べながらつけるのは
都麦

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