都麦

ルパン三世 カリオストロの城の都麦のレビュー・感想・評価

4.8
大腸カメラの当日、個室でただひたすら2Lの下剤を飲み続けるのに暇すぎて鑑賞。久しぶりに観た。そしてこればっかりは、こればっかりは本当に、、永遠に朽ちない名作すぎる、、。ルパンという人を観てしまっては、人類は皆憧れずにはいられない。薄汚れた泥棒とインターポール、果たしてどっちがヒーローなのか。そんなつまらなく分かりきったことを今更問いかけられないけれど、それ以上のものをこの作品は与えてくれる。細かい描写も本当に好きだ。駆け寄ってきたクラリスを抱きしめず、キスをせがむクラリスの額に別れの挨拶をする。ロリコン爺さんとは違うね。ルパンには芯がある。そして俺が大好きな銭形の精神も底抜けにカッコ良い。ルパンに一番惚れてるのは不二子なんじゃないかとかね。4.8点が5.0点よりも良い時ってあるじゃないですか。それですよ。宮崎駿が居てくれたことだけが戦後の薄汚れた日本の救いだな。ルパンめ、人類の心も盗んで行きやがった。ありがとう。ブリブリ…。
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