意図せずも、2本連続シガニーウィーバー祭になって、その存在感とかっこよさに心掴まれました。
エンドロール観た感じでは、コダック16mmフィルムで撮られてるのかな??
世界観とカメラワークや実感がマッチしていて、音楽含めてストーリーに入り込みやすくしてくれていた。
ちょうどNHKの「虎に翼」観てることもあり、男尊女卑というか、男性によって男性の都合のいいように作られてきた社会なんだな…と改めて実感させられた。
序盤の会議室でのシーンはマジであり得ない!
合法となった今でも、さまざまなことは男性によってジャッジされ続けてるし...
ジョイは軽い施術と言ってたけれど、昔の手術シーンって、ほんと怖い…
もちろん、中絶そのものに賛否があるのはわかる、でもそれぞれの背景には様々な事情があって、病気で妊娠を続けることが命に関わることもある…命についても考えさせられるけれど、映画としてのメッセージのブレなさや密度がよかった。
実話ベースの作品って、基本的に好き。
ハッピーエンドで終わってくれてよかったけど、他の方のレビュー見る限りでは、裁判で良くない結果があったのかしら…?