相変わらずサメの研究所では裏切り者が出てくる。マニラの海賊が海底で資源の違法採掘に協力している描写からジュラ紀にメグが生きていたシーンまで、今作はテーマが更に壮大になっている。
そして巨大なタコ。どうしてこのタコの顔を主人公が見ないまま終わったのか…
登場人物3人が如何にも強すぎて観ていて爽快感がある。しかしさすがに、ヘリの右翼を持ち上げてサメの口に刺しその衝撃に持ち堪えることが人間に可能なのか？何トンの力が一気にかかるのに。
もし次回作があるなら、メグの子供がテーマかもしれない。「妊娠している」とラストシーンで言う必要あった？次のフラグを立てたような気がする。
「ディープ・ブルー2」もサメの赤ちゃんがいっぱい出てきてかなりインパクトがあったけど、メグの赤ちゃんはそれよりも大きい、普通のサメ映画のサメのサイズになるのかな。
ジュラシック・ワールド3割、サメ3割、某カンフー映画バリのご都合アクション4割で、前作にあった「主人公のトラウマや葛藤」が描かれるドラマ性が0になっている。ある意味誰にでも楽しめる映画になっている。
