設計士あーさんさんの映画レビュー・感想・評価

設計士あーさん

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エクソシスト3(1990年製作の映画)

1.5

ストーリーが抜群に面白い、ミステリーとホラー、エクソシストの掛け合わせだけど、エクソシストといえば神父の悪魔祓いを結びつけている私には味気ない最後だった。
もっと悪魔との駆け引きが見たかった。

オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.0

オーメンの新作が公開されると聞き、過去作をもう一度観ることに。

他の方も触れている通り現代版にリメイクすると違和感が少しある。
マックブックと暗室での写真の現像、大使の家が洋館のように古びている。
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.0

ウォーレン夫妻はアナベル人形を封じたとして知られているらしい。
特に奥様は霊能力に恵まれていてその娘もまた能力を引き継いでいる。娘の、力があり霊が見える故に色々と弁えているのが本物っぽくて良かった。
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.5

ストーリーよりも調度品に目が行く。もうめちゃくちゃにお洒落で品がある。姉妹の寝室それぞれにコンセプトがあるのも良い。

ゲット・アウトもそうなのだが、肉体と精神の分離、入替が当たり前に行われている所に
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第8日の夜(2021年製作の映画)

2.5

存在はずっと知っていて、韓国ホラーで期待値も高かったため、雑な演出が続いてしまい残念に思った。
赤い目と黒い目の冒頭の解説は抜群に面白くて楽しみだったが、
なぜ韓国の僧侶が赤い目の封印が解かれたことに
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

2.0

マリア違い、聖母マリアではない、別のマリアが出てくる。サタンとの子供らしいそのマリアは、末裔を使って信仰ある者の魂を奪い、疑う者には罪を与えるという、どっちにしろ関わってしまうと破滅する選択しかない。>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

ヴェノムの手にかかれば地球なんてあっという間に征服できるだろうに、共生の道を主人公と選び日々楽しく暮らしていることに微笑ましく感じつつ…違和感。圧倒的な違和感。ヴェノムのメリットが弱過ぎない?1作目の>>続きを読む

海と毒薬(1986年製作の映画)

5.0

小説の副題、「神なき日本人の罪の意識の不在」は、現代日本人にも言い得る表現である。あなたは、神の裁きが怖くないのですか?というオランダ女性の発言はあまりに無神経に刺さり、そして金色のうぶ毛にまで腹が立>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.0

役所広司の演技が素晴らしいと聞いて、公開中に劇場視聴。
人間を導いてくれるのは人間の両親とは限らない、というのはターザンやジャングルの王者ターちゃんでも描かれており、種族を超えたものであればライオンキ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

魔女なのか〜なるほど!と納得させるだけの力がある圧倒的美貌。
説得力のあるビジュアル。

親子の描写、確執は正直必要なシーンとは思えなかった。出来ればジェーン・ドゥがどのように刑を執行されてきたのか観
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エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェーン・ドゥとはまた違った作品で面白かったのだが、メリン神父のように「エクソシストが現れて悪魔を祓ってくれる」映画だと思いこんで観てしまったため、炎で焼いて終わらせるというエンドにがっかりしてしまっ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

2.0

映像が綺麗だけど中身スカスカでリピートしたい映画ではない。
歌が禁止される理由も激弱だし、仮にも隣国から謂れのない差別迫害を受けているメキシコ人がこんな発想になる?
あくまでメキシコの風習に着想を得た
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.0

加藤登紀子の大ファンなので、ジーナの声にテンションが上がった。
挿入歌も素晴らしく良かったが、エンディングが特に沁みた。
ポルコがどうとか、フェラーリンとの友情がどうとか、男への賛美歌満載でありコミカ
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西遊記(2007年製作の映画)

3.0

他の方のコメントにもあったが、思い出補正の評価。
これ、オチというかラストシーンの大味なCGが情けなくて嫌なんだよな。
アクションが弱過ぎる。
ワイワイ会話しているシーンなど、楽しい御一行で子供の頃と
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シュガー・ラッシュを観たことがないまま、今作の2を観たのでところどころ分からない設定こそあったものの非常に楽しめた。
ソニックが読書会のメンバーなのは解釈一致である。
ラルフはヴァネロペに振り回され過
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

ダークヒーロー物が増えたけど、これもその1つ。最近のダークヒーローは随分人間味があって愛嬌いっぱい、制作会社は世間が好きになるヒーロー像をよく理解している。
その手腕に落ちるようで少し抵抗があるが、「
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

1.5

出演者を先に知ってしまうと、あの人はまだ出てきてない、あの人はこのスケールの映画で犯人はあり得ない、と大体想像がついてしまうかもしれない。
原作がコンパクトに纏ったかと思ったが、映像ならではの美しく壮
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

1.0

作中に出てくる都県に縁のある人には楽しい映画なのだと思う。
しかしながら、全く知見がなかったり特に好きも嫌いもない人にとっては「内輪楽しいノリ」を永遠に見せられ続けて苦痛かもしれない。
福田監督系の作
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミ所が多過ぎて終始イライラしてしまった。主人公が傲慢過ぎる。

①間接的にメキシコ人息子たちの死に関わってしまったことを理解した時点で、もしくは家で再会した時に、彼らの母親に主人公が一切の謝罪を
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.0

まさかこんな人に拾われると運の尽きだな〜と思うが、少し無理のある脚本だと思う。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.0

蜷川ワールド全開だけど、相変わらず中身がない映像しか撮れない人なんだなと思う。
藤原竜也も万能じゃないんだから、辻褄合わせて整理しないと無駄遣いになる。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

1.5

映画ではない、蜷川ワールド。
映像美はあるが中身があるかというと、やはり写真家なんだなと思う。
この頃のエリカ様の美しさには目を見張るものがあるが、それありきの作品には魅力がない。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

2.0

天才を囲うことが出来ない日本の学会に問題がある。
頭脳流出という言葉が昨今叫ばれているが堤真一の役どころこそ当に「日本政府が学問や研究に金を出し渋る」から大学を離れざるを得なくなったのではないだろうか
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

最初のシーンで、兄やんが夜も夜に南極の外に飛び出していて皆が兄やんを宥めているのだが、「復活の日」を思い出した。
南極の過酷な環境と、きっと訃報のような悪い何かを知らされて兄やんはおかしくなってしまっ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.0

凡人の子供でがっかりした?
という煽り文句は、視聴者にも刺さるものがあったと思う。
もし自分が畏怖される何かの子供なら、今の鬱屈した生活に変化をもたらせる力が自分にも宿っているのではないか?と逃避した
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.0

児童文学が原作というだけあって、夢のような演出が多く散りばめられている。
チョコレートでできた滝に川、生えている草までお菓子でできている。舐めても舐めても減らない飴や、噛むたびにあらゆるコース料理を楽
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

友人の勧めで鑑賞。
村ホラーではなく、村アクションでした。アクションだと思って観るともっと楽しめると思う。

殴るシーンのエフェクトとかいる?
低予算をより際立たせるような気がする。
主人公がわりと序
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L change the WorLd(2008年製作の映画)

1.5

Lの美しい最後が描かれている。
ワタリの最後が序盤に出てきて少し悲しくなる。
これはこれでいい映画だった。
子役二人もいい塩梅に大活躍。

アクアマン(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

水族館で魚達を従えるシーンはSNSでも人気があり、気になっていた本作。

アクアマンが潜水艦を助けに来るシーン
母親が金魚を食べちゃうシーン
序盤で期待値がグングン上がるが、中盤以降は使い倒されたシー
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

千年女優、パーフェクトブルーなど名作の゙多い今敏作の本作。
平沢進の楽曲が相まり、夢の不確かさ、整合性のなさ、歪さ、恐怖、そして自由が細い線から力強く描かれていてとても良い。
何回観ても理解しきれたと
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

2.0

メリン神父を目当てに観たけれど、ドミニオンの方がずっと優れていたと思う。
神父がなぜ、信仰から離れたのか。
その葛藤が本作はドミニオンと比べると乱雑に感じられ、とてもドミニオンのリメイクには思えない。
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

1.0

B級映画が大好きなので期待して観た本作、C級は嫌いなんだよなぁ…

これ、本当に誰かを怖がらせたり笑わせたりする意図があるのか?村シリーズの方がまだ出来がいいと思う。

個人的には宗教施設のくだりをも
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二百三高地(1980年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

文学を通じてロシアに思いを馳せる主人公は、ロシア戦争に出兵した際にも、ロシアという国家と日本という国家との戦争であり、そこで暮らすロシア人も、敵兵も、誰も彼もが悪いのではないと考えていた。
実際、彼ら
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さかなクンが不審者として出てくるが、監督曰く「さかなクンのifエンド」らしい。
さかなクンも、さかなのこ(のん)も「人の縁」に恵まれたから現在に繋がっているのであって、恵まれなかったら、社会に評価され
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闇はささやく(2021年製作の映画)

1.5

胸糞ホラーで設定もかなり凝ってて面白いはずなのに、幽霊が大して役に立たないから最悪エンドを迎えてる…何のためのポルターガイストなのか…

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

5.0

空手キッド好きな人に捧げる!
最高のエンターテイメント!
ジャッキー・チェンが蝿を箸で掴むシーンで心も掴まれた。
何よりウィル・スミスJr!
父親を超える!!超えてほしい!