配信だと字幕と吹替を選べます。
ちょっと決め付けかもしれませんが、観たい度、期待値が高い作品は字幕、割と気楽に観たいものは吹替にしています。
ところで韓国映画、特に恋愛が絡んだものって、吹替がやけに軽めの声を充てられることが多く、やや違和感を持ってしまうことってないですか?
韓国語は独特の語尾だと思うのですが、あのやや甘ったるく伸ばす言い回しって、恋愛映画の女性のすねたり、甘えたりするセリフにとてもマッチしている気がします。だから、同じように吹替で日本語でそれをやるとやや甘ったるい言い方に聞こえてしまいます。(僕だけかな)
ちなみに子どもの出演シーンが多い映画も吹替もダメかな。子どもの声はどうしてもオーバー過ぎて、、
本作も最初は吹替で観てましたが、発せられる日本語がどうも落ち着かなく、字幕に変えピッタリとハマってきました。
普通の高校生の恋愛物語でしたが、ラストはちょっと凝って、それまでは写されていなかったものが画面に出てきて、ほんのりと過ぎ去って行った時の流れを感じさせる映画でした。
20世紀はもう25年近く前なんですね、ポケベルやレンタルビデオ屋、完全に無くなってしまったものも過ぎ去ってしまった青春とともに懐かしく感じました。
主演のボラ役のキム・ウジョンは高校生役も良いのですが、大人になったお姿もお美しい。
皆さんよりは低めのスコアですが、気楽に観れる1本で、その意味では満足できました。