このレビューはネタバレを含みます
1909年グリーンランド遠征の実話に基づいたお話
犬好きの方にとってはショッキングな映像が流れるのでご鑑賞の際にはご注意頂きたい内容です。
『極北に駆ける』という本を読んだことがあるので犬橇の犬に対しての扱いがペットとは全く違うものだというのを頭で理解はしていたのですが、観ていて辛いものがありました。
犬橇探検初心者の雇われ整備士アイバーが人間的に素晴らしくて驚かされる。
私がアイバーだったらメモを置けばよかったんだ!と大声でアイナーを責めまくっていたに違いないのに・・・
極限状態に置かれても尚、アイバーの懐の大きさはいったいなんなのだろう。
見習うべきところがたくさんある。
無事に生還して英雄として壇上に立つ前の
アイナーとアイバーのやりとりは素敵だった。