隠し撮りしなければ、茨城県牛久市にある「東日本入国管理センター」に収容されている外国人に対して日々行われている非人道的な行為が明らかになることはなかっただろう。
唯一の救いは日本政府によってこの映画の上映が禁止されることがない自由が残っていることである。
ウクライナから逃れて日本に来た人と同じ対応を、牛久を始め全国に17か所の収容施設にいる人たちにもすべきであり、いつか帰ってくれる「避難民」ではなく「難民」として日本に受け入れることが必要である。そのためには受け入れる私達の意識も変えないといけない。
インタビューした大学生に監督が答えた「この映画を観て、何かしないといけないと思うことが大切である。」という言葉は自分にも突きつけられている。
