ひろさん

花腐しのひろさんのレビュー・感想・評価

花腐し(2023年製作の映画)
3.8
荒井晴彦監督によるピンク映画へのレクイエム作品。濡れ場は沢山あったがくどくなく、さとうほなみの乳房が美しかった。
一人の女性桐岡祥子(さとうほなみ)の恋人として暮らした栩谷修一(綾野剛)と伊関貴久(柄本佑)の二人の会話と映像で構成される形は映画らしかった。
祥子の幽霊に導かれ、室内を見て立ちすくむ栩谷で終わらず、山口百恵の「さよならの向う側」をデュエットする栩谷と祥子をラストシーンにしたことで、明るくスッキリした気持ちで映画館を後にできた。
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