kentaromori

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界のkentaromoriのレビュー・感想・評価

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素晴らしい!展覧会熱烈希望!
見ているだけで楽しくなる抽象、それだけで驚くべきことだ

あえて言えば、荒川修作からロゴスをはぎ取ったような、しかし視野は広い

「視覚的に把握される形態ではなく、視覚を通さずとも理解されうるだろう、あらゆる形態が生成される原理にこそクリントの関心があったことである。
たとえば花びらはどのように描かれるのか。その生成の運動を把握することで、形態の差異は視覚を通さずとも理解されうるし、またそれらの形態の違いはそれが生成する運動性として原理的な共通性、普遍性をも持ちうる」
(岡崎乾二郎『抽象の力』)
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