似たような設定の漫画を数年前にツイッターで見かけていたというのもあって、そこまで刺さりませんでした。改めて探して読んで見たら、この漫画の方がこの映画よりもよくまとまっていて、説得力があるなあと思ってしまいました。
この設定だったらこういうことが起きるだろう、ということがテンプレートのように起きていて、それ以上の深堀がされているように感じられませんでした。なぜ彼は、疎遠だったはずの叔父に会おうと思ったのか、なぜ彼女は禁じられていることに抵触してまで彼女に会ったのか、なぜ彼女は思いとどまったのか、読み取ることができませんでした。
悪い映画ではないのですが、海外で賞を獲って少し話題に上ったこともあって、もう少し何かあってもよかったのでは?という気にさせられました。