「超少子高齢化」。
現代のリアルな問題に真っ向勝負しているテーマだけに、〝フィクション〟として観ることは出来なかった。
もし、自分が老いて、八方塞がりの状況になったとしたら....「PLAN75」は救いの手になるのか、それとも国の思う壺なのか。
ただこうも易々と〝死〟を選べるこの作品の世界観に恐れを感じることも。
このような未来にならない為に、まだまだこの国も捨てたもんじゃない、と思いたいけれど....。今の政治に期待もできない現実もあり、なかなか前向きになることは難しい。
自分達の未来について考えるきっかけになる作品だと思う。