早稲田松竹で鑑賞
ほぼ満席
客層の年齢層高めで、なんだか映画の世界観と近い感覚になって
もちろん、今そんな制度ないけれど、もしかしたら、できてしまうのではないかと思うギリギリ、イカれた設定
この人たちは他人事として見てられないだろうなと思いながら
あれ、私も生きていればいつかは75歳になるわけで、他人事ではないのかと。
倍賞千恵子は綺麗だったんだろうなと思うと、坂道を腰曲げながら歩いてる姿に自分もいつかは、ああなるとはっとした。
この制度の中で生きる75歳が、この制度の参加して逃げだすまで。
彼女と接する瞬間は少しの人と、どんなふうにしてその制度と関わるようになったのか、関わっているのか。
イカれた制度のようで、それを突きつけられると受け入れざるを得ないような世の中になってしまう。
架空の世界なのに、そこに生きる人たちの葛藤にすごくリアリティを感じた。
後半終始涙が止まらなかった