中々興味深いテーマ。
安楽死についてもよく取り沙汰されるけど、これは75歳以上になったら自死を選択できるというもの。
何が正解ってのは無いんだろうけど、個人的には「そんな制度いらん」。て感じてしまった。
自殺する生き物は人間くらいらしい。理性で生きる生物だからでしょうか。情報が多すぎて、世間に作り上げられた『普通』が蔓延していて、同じ人間なのに他者と比較されたり気を使ったり‥本能で生きられたらどんだけ楽か。まあそれはそれでやばい世の中になってしまうだろうけど。バランスが悪い世の中なのかなー。理性で武装しないと世の中の普通から外れて除外されてしまうかのような。辛いわなー。
でも、こんな制度を作ることがそれに対する答えで解決策なのか？と考えると、本質を見誤っている気がする。
んー、いろいろ考えるきっかけにはなる作品だった。
でもなんか寂しいなー、人生100年生時代と言われる中で、老後が楽しくなる世界になっていってほしいものだ。
まあだだこれも、その歳になってみないと分からないし、辛すぎる病気にかかったら自分も安楽死を望むかもしれないし、自分自身の年齢や置かれた状況で感覚は異なるのだろう。
中々大きな声で意見しにくい難しいテーマでした。
倍賞千恵子、ほんといい声。
