ジョン

裸足の1500マイルのジョンのレビュー・感想・評価

裸足の1500マイル(2002年製作の映画)
4.2
大学の授業でこの映画について触れられていたので観た。まさに「百聞は一見にしかず」で、授業でストーリー・歴史的背景なども学んだけど、その何倍も感じるものが多かった。先進国が未開社会に対して開発の手助けを行うことは何も間違っていないと思うけど、この映画で描かれていたやり方は明らかに間違いだと感じた。カルト集団みたいに見えた。支援は対等にすべき。いや、そもそも支援は必要ないのか?でも、医療や衛生設備の整っている国からしたら、未開社会の風習は間違いに感じてしまうだろう。一体何が正しいのか、考えるほど分からなくなる...。この映画はそんな考える機会を与えてくれる素晴らしい映画やと思う。スリルを感じるシーンや女性のたくましさなどメッセージとは違う部分でも楽しめるのでオススメ!!
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