ジョンさんの映画レビュー・感想・評価

ジョン

ジョン

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

女性のあり方を身体性の切り口で描いているから賛否両論は当然あるし自分も全肯定はできんけれど、少なくとも意義はあるよなと思う。
フェミニズムに明るくない、しがない一男子大学生にとっては、周りの男たちや社
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.1

電車が遅延して観たい映画に間に合わず、代わりにこれを観たけど、想像以上に良かった。

ダメ監督が弱小チームを指導して勝利を目指す、王道中の王道ストーリーやけど、自分がサッカーしてたからか、結構ジーンと
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クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

-

映画じゃないかもしれんけど。めちゃくちゃ最高やった。
10歳の頃からの憧れの存在、フレディ・マーキュリーを、ついに生で見れた!かのような興奮があった。改めて変態やな〜と思ったけど、異常なまでのカリスマ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.9

期待していたほどではなかったけど、がん検査の結果を待つ気の沈んだ女性の2時間に寄り添った90分は、自分にとっても心を軽くしてくれるようなものだった。女性監督だからなのか、ファッショナブルな感じ、女性の>>続きを読む

沈黙の島(1969年製作の映画)

4.1

暗い。寂れた島で起こる猟奇的事件、人間同士の不和。暗い暗い暗い!!でもカラーになっても映像の豊かさは健在、ベルイマン作品常連組の演技も安定感抜群、そしてラストカットの余韻...。また、自身の役柄につい>>続きを読む

イヌとイタリア人、お断り!/犬とイタリア人お断り(2022年製作の映画)

4.0

話の重さに対しての、ストップモーションアニメの可愛さ!絶妙に可愛い顔と指。3000円ぐらいで売って欲しいなと思った。
また、監督?の手や野菜、景色がアニメの世界観に介入して実写っぽさを意識させる演出が
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

長かったな。右肩下がりに退屈になっていったから、余計に疲れた感じはある。しかもそれで結末がアレってなあ...。寓話あるいはボーの妄想としてこの物語を捉えているので、『トゥルーマン・ショー』みたいな話と>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

4.3

ちゃんと観たことなかったけど遂に!
思ったよりブラックで過激な笑いで溢れていて、これは子ども向けなのか...?と首を傾げつつ、とても楽しめた。クリスマスのムードも、お父さんの持ち帰る発明品も、大挙する
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

4.4

ダヴィッドが自己に目覚めていく物語/主人公クレールが親友の死から立ち直っていく物語の二つの軸が、特殊な友情でもって並行に進むストーリー展開が凄いし、一方でジェンダーの問題が絡んで一筋縄ではいかないとこ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

こりゃあ凄い。面白すぎて頭痛い。前半はドラマパートという感じで正直辛気臭かったけれど、ちゃんと後半のアクションで挽回してくれるし、前半の家族とのやり取りもジワジワ効いてくる。

前作から5年?というこ
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スペアキー(2022年製作の映画)

3.9

ぼちぼち良かった。バカンスで外出している友達の家に忍び込んでひと夏を過ごすという、史上最高の設定で、ファッションとか音楽とか細かいところまで諸々フランスの夏!って感じで、我が家には一足早く夏到来。
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イディオッツ(1998年製作の映画)

3.2

これは苦手な方のトリアー作品やったな...。
手持ちカメラでのぐわんぐわんした映像にシンプルに気持ち悪くなったし、話もしんどい。寄る辺なき者たちの愚かな青春ドラマって解釈でいいのかな?
何ともいえない
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めぐり逢う朝(1991年製作の映画)

3.9

共感や常識を超えた先に音楽の本質が見えてくるっていうのが、"業"ともいえる、才能あるいは芸術の残酷なところだなあと思った。終盤の師弟関係が変化していく様は見応えがあったし、オープニングのカットに戻って>>続きを読む

ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)

4.5

記録忘れ

フランスの教育ドキュメンタリー。
ただ遊んで楽しい年頃の児童たちと悩みに直面する年頃の生徒たち、そしてそれを温かく見守る一人の先生。

子どもが可愛いって、空が青いみたいなものなので言うま
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王と鳥(1980年製作の映画)

4.1

近未来のSFとしても、古風なファンタジーとしても楽しめる!と思いつつ、コミカルにデフォルメされた王が恐くて、それが一番印象的やった。そして、特典映像にあった太田光と高畑勲の対談で同じ話をしてて、やはり>>続きを読む

女と犬(1991年製作の映画)

-

こういうの無限に観れるなあ、という僕はフランス映画に毒されているのだろうか
ガールズトークしてみたい

ふたりは姉妹(2022年製作の映画)

-

かわいすぎる
ふたりの幸せをひとりぼっちの部屋で願ってます

フレンズ/2匹は友だち(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

癒やされる〜と思ってからのオチ
ブラックユーモア強いけど、妙な切なさも含んでいて好き、食物連鎖こわい

私に触れた手(2022年製作の映画)

-

ただのノスタルジックなやつかと思ったら、結構グサグサ刺された。上書きしたり蓋をしたりしても消えない過去や傷がうまく表現されていた。ここまでアニメーションのスタイルが意味をもつ映画初めて観たかも。
前向
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のら犬(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小さな村、狭い人間関係のいやーな所がたっぷり描かれていて結構面白かった。ヒリヒリとした三角関係も大好物。人間なら嫉妬してなんぼ!とも思うけど、距離が近すぎて逃げ道がないと辛いよな。
ミラレスの男らしさ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.3

久しぶりに観た。いつも途中でよく分からなくなって意識失うけど、今回はちゃんと観た。

本作はやはり圧倒的なイマジネーションが魅力。城(というより家か?)が歩いたり、ダイヤルで玄関先が移動したり、間取り
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.9

シリーズ順番に観たかったけど、せっかくの正月なので、と思って兄貴と観た。

超大味のアクションやったけど、ブルース・ウィリス&サミュエル・L・ジャクソンのコンビが最高で楽しめた。ミステリーっぽいのも良
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.6

映画のリズムが完璧。完璧に心地よい。
モヤモヤとした負の感情が、初対面の女の子との尾行でパッと晴れる、あの眩しい時間。からの、愛しい人との二人きりの苦しい対話。昼と夜、パブリックな空間とプライベートな
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ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.7

観ないといけない映画が溜まっているのに、息抜きに観てしまった。小学生の時にバスの中で観た気がする、もしくは学童のお昼ご飯の後か。

ひみつ道具で神様になる、という結構ヤバ目の話。そしてちゃんと地球づく
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

しみじみといい映画だなあと思ったし、同時に戦争に対する静かな怒りも感じた。この素朴な愛のやり取りと地続きの世界で戦争が起こっていて、理不尽に人が死んでいる。そんな非道い現実に対する監督の怒りや悲しみが>>続きを読む

宝島(2018年製作の映画)

4.4

もっと少ない人数にフォーカスした群像劇だと勝手に思っていたから、やや面食らったけど、もう腹パンパン!というほどに色んな人の色んなバカンスが映し出されていて、しあわせです。

子どものパートがやっぱり好
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.4

よう撮ったなあこれ、のつるべ打ち

言うまでもなく、あの嵐の吊り橋のシーンが衝撃的。誇張ではなく、自分が人生で観てきた全映像の中でもトップクラスに狂っている。うん、狂っている。

ものすごく映画的とい
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

ラストに出てきた文言

「この映画をご覧になってない方々のためにも、結末は決してお話にならないように、、、」


分かりました!!!


ビリー・ワイルダー監督による法廷劇。

面白い面白い面白い!!
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欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.4

ルイス・ブニュエルの遺作ということやけど、これぞブニュエル!というような不条理劇で、ブルジョワが満たされない様を性欲を主題として描くことで、人間の根源的な欲望の滑稽さを炙りだしている。

マチューがと
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

久々に観た。小学校の廊下で湯婆婆のモノマネしてた記憶があるから、恐らく小6以来10年ぶりの鑑賞。やっぱりめちゃくちゃ面白かった。

両親が豚に変わっちゃうシーンとカオナシが暴走するシーンが昔はかなりト
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.5

満を持して観た!素晴らし過ぎる!

つっっっよいパンチ食らったなあ。むき出しで綺麗事のない恋愛、しかし映像が詩的かつロマンチックで、うっとりとしてしまった。「恋愛映画は"あるある"を楽しむもの」なんて
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

-

女の人倒れてるやつ...85/100
ムスリム娘への恋...89/100
🥉マレ地区のやつ...94/100
🥇ブシェミのやつ...96/100
子守りのやつ...88/100
チャイナのやつ...8
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お早よう(1959年製作の映画)

4.7

あけましておめでとうございます

大人の世界と子どもの世界がユーモラスに描かれており、フレッシュかつ深い余韻に新年早々包まれた。

昭和の風情が堪らない。割烹着にスリッパ、カタログだとか月光仮面だとか
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

アラン・ドロンかっけえ、、、。

『水の中のナイフ』的な船上でのヒリヒリとする三角関係(本作の方が先やけど)から、完全犯罪バレるかバレへんかサスペンス。普通に面白かった。

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

4.1

年末なので怒涛の勢いで映画を観ています

映画監督エンリケのもとに突然現れた、かつての友人イグナシオ。彼がエンリケに手渡した脚本には彼らの少年時代の記憶が綴られていた。

アルモドバルらしい、濃密な
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

〈感想〜イノセントver.〜〉
心がホッと温まる。たまにはこういう穏やかな映画もいいもんだな。主演2人とも笑顔が素適だった。こういう味のある大人になりたいなあ。

〈感想〜意地悪ver.〜〉
引っ掛か
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