フランソワ・トリュフォーによる「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズ3作目。
ドワネルくんのお仕事・お恋愛奮闘記!って感じで楽しかった。見事な軽やかさ。あの「尾行失敗...」みたいな場面好き。ドワ>>続きを読む
レンガの下りみたいな、ああいう映画のマジックを観るために生きています
イスを上手く組み立てられない下りのしつこさに笑った、BGMが止まる瞬間それさえもギャグにしてしまうのすごい、の2点が良かった。あとは船酔いでつらかった。面白いけど。
エモいという言葉が流行って数年...遂に使うタイミングがきた。エモい。この映画のこの感じをエモいというんだなあ。
ヒロインの絵に描いたような高飛車っぷりとか、校舎の裏で集団で女子が詰問してる描写とか>>続きを読む
1より好き。前作同様あざとさがあるし、途中の商店街パートはややダレるけど、死体処理班の人たちや敵の兄弟のドラマがとても濃密で、なんなら彼らの方が今回は主役だったように思う。定食屋での会話が、分かる〜と>>続きを読む
新作(最終作?)が公開されるので、観てみた。
「ほんわか日常描写とアクションのギャップ!」「カワイイ女の子が殺し屋!?」みたいな、あまり琴線に触れてこない口コミ多数で敬遠してたけど、普通に面白かった。>>続きを読む
素晴らしい!!戦争が題材なので拍手、というわけにはいかないけど、傑作だと思う。
一切無駄のない100分の地獄。風景も人の内面も一変させてしまう戦争の恐ろしさがたっぷり描かれる。
構図の美しさもさるこ>>続きを読む
映像はあまりに綺麗やし、タイトルの「冬の光」が差し込むあのショットなんかはベルイマン作品の中でもトップクラスに印象的やったけど、ベルイマンの思想の根本、"神の不在"を描くことに比重が置かれた作品で、あ>>続きを読む
金曜ロードショーで観たことあると思う。
で、これは割と好きかな。自分がまだバカだった子供の時からバカだなあと笑っていた、有名な受話器のシーンは勿論のこと、ピアノのあの弦が...みたいなバカっぽいけど>>続きを読む
個人的にはそこまで退屈じゃなかったし、スケールが小さいとも思わんかった。海賊ってテーマや、蘭と園子の友情にスポットライトが当たるのも悪くない。
でも、まっっったく印象に残らなかった。題材の魅力と、脚本>>続きを読む
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ちょっと今何もしたくないぐらい打ちのめされている。すごくいい映画やったけど、身に覚えがあるからか、ないからか、ずっと胸がザワザワしていて、じゃあどうすればいいのかなって考えて、分からなくてつらい。さっ>>続きを読む
生粋のグザヴィエ・ドラン好きなので、23回目の誕生日はこの映画で終えた。でも、彼の作品の中ではイマイチの出来だったように思う。
悩める映画スターとその文通相手の少年の、それぞれの人生が二つの軸で描か>>続きを読む
一人でコナン映画マラソンしてるけど、疲れてきた。記念すべき10作目ということで、お祭り映画となっていた。知らんキャラも出てきた。
でも詰め込みすぎて丁寧じゃなかったなあ、まあ監督が山本さんになってか>>続きを読む
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空の次は海。単純だ。
随所に盛り上がる部分や展開が用意されてるけど、それ故に少しとっ散らかっている印象。前作ぐらい奇天烈に振り切っているわけでもないし、ちょっと微妙かなー。小五郎が活躍する回というこ>>続きを読む
面白いけど変。命知らずのコナン、無駄に細かい飛行機描写、妙にコミカルでギャグ調の演出。終盤のあれこれは破茶滅茶すぎて笑っちゃったけど、それぞれの人がそれぞれの役割を果たすことに全力を注ぎフィナーレに向>>続きを読む
1個前に観たのが『ベイカー街の亡霊』みたいな、生死を賭した社会派のアツい話やったので、恋愛、それもクサい関西弁使う平次と超可愛い和葉の恋愛に寄せた本作は、なんだかムカついてしまった、イチャつくなよ、も>>続きを読む
コナン作品でいちばん良いのはこれだ!
現実世界と、ロンドンを舞台にしたバーチャル世界でパラレルに進行するストーリー。コナンを軸に各登場人物が今できることを行なっていく、その中で生まれるドラマ。愛、絆>>続きを読む
以前読んだフランス映画史の本で絶賛されていたジャン・ヴィゴ監督の作品を初めて観た。
子どもたちの反乱を描く40分。様々な撮影技法が駆使されていて、瑞々しくキュート。自分はもう大人側の年齢ではあるけど>>続きを読む
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観終わってからずっと心がザワザワしている。結構しんどい映画やった。
鑑賞中は父親の行く末にずっと気を揉んでいて、物語の細部、演出を堪能できていなかったけど、後で印象的なシーンを一つずつ脳内再生してい>>続きを読む
思ったよりもドタバタコメディ感が強く、それが80年代前半の映像・美術的チープさと相まって、可愛げのある作品だと感じた。好き。
中盤のカイロでのヒロインの立ち回りが特に良かった。ジョーンズが闘う後ろで>>続きを読む
好きな映画を聞かれたら、今後1年ぐらいはこの映画を挙げると思う。たった数日のバカンスに全て詰まってる、人生の美しさが詰まってる。バカンスだって短いけど人生だって短いしね、、、間違っても恋すればいいし、>>続きを読む
フランス映画の巨匠ジャン・ルノワールの作品を初鑑賞。
映像が良かった。色が今にも見えてきそうな映像美ってのは勿論凄いし、その風景の切り取り方で幸福も悲哀も的確に表現してしまうところが見事だなと感じた>>続きを読む
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『フュリオサ』を語るのに本作を引き合いに出している人を多く見かけたけど、なるほど、確かに二作は関連している気がする。
ランプの魔人・ジンが語る、3人の女性の物語。彼女たちには彼女たちの物語があり、彼>>続きを読む
行方不明の愛猫グリグリを探す女性の物語。猫探しの過程で、一癖ある住民たちとの交流が繰り広げられる。
再開発で変わりゆく町並みと孤独な老人(あるいは若者)たちの姿がさびしく、しかしそれに負けじと繋がる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観たことあった。あったしめっちゃ好きなやつやった。ひたすら面白いし、コナンがひたすらカッコいい。しかもそのカッコよさに、小五郎のプロポーズと同じ言葉だった、とちゃんとオチをつける遊び心もある。いやはや>>続きを読む
昨日は昼過ぎから『海辺のポーリーヌ』の鑑賞(3回目)、映画館で『フュリオサ』を観て、その興奮のまま夜中0時、大学の研究室でプロジェクター使っての『怒りのデスロード』。その満身創痍の状態でこの『ポゼッシ>>続きを読む
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満足度90%って感じかなあ。怒涛のアクション乱れ打ちを期待して観に行ったから、思った以上にドラマでビックリしたし、前作のあの贅肉のなさ或いは熱さには及ばないかなと思ってしまったのが正直なところ。
し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怪盗キッドや服部平次、灰原哀、高木刑事らが初登場する回。
ロマノフ朝のお宝を巡る駆け引きってのは、高校で世界史とってた自分には興味深かったけれど、大阪行ったり東京戻ったりお城に行ったり、あまりに舞台>>続きを読む
特に大きな感動はなかったけど、気づかぬうちに何度も会ってる他人がいるかもしれない、っていう話の筋は好き。他人から友達、恋人になる人もいれば、何度会っても他人のままの人もいる。まだ人生22年やけど、人生>>続きを読む
トランプの順に小五郎の周囲の人物が狙われていく展開が面白かった。登場人物が多くて楽しいし、爆破や停電や水責めなどギミックが充実していて退屈しない。そして小五郎がカッコいい。
普通に良かったけど、なんか>>続きを読む
時々Twitterで話題になるやつを、今夏でDVDレンタルサービスを終了する近所のTSUTAYAで借りてきた。
呪いを探るドキュメンタリー映像に、バラエティーやニュース番組の映像が挿まれる作りで、2>>続きを読む
生活感すごいのに僕の生きている世界とは遠すぎて、わからなくて、観てる間ずっと逃げたかった。恋愛経験ヘボくて、こんな濃い友情関係もなく、あんなにダラダラした生活を送る暇も余裕も勇気もなかった人間なので、>>続きを読む
これぞ劇場版!という素晴らしい口上から始まる劇場版1作目。
作りの雑さは多少あるけど、気にならんくらい面白い。赤い線か青い線か、ってやつとか「それ僕のだよ」みたいな引っ掛けは古畑任三郎を思い出す。堺>>続きを読む
完全に守備範囲外やけど、評判が中々良かったので観てみた。確かに面白い。「恋とは」という問いを巡る4人の男女の恋物語で、幼馴染、交換日記、誘惑、様々な要素が存分に詰め込まれていて楽しい。恋愛の本質など分>>続きを読む
ああいう風に女の幸福を結論づけることの良し悪しは一旦置いておいて、、、。
すごく良かった。倦怠期の夫婦とそれを搔き乱す若い女、という構図がベタに面白いし、女性たちの描写が凄くて、彼女たちの繊細かつ強>>続きを読む
先日東京に旅行した時に見つけて即購入した作品。『赤い影』『美しき冒険旅行』のニコラス・ローグが監督。
話がよく分からんというか、率直に言って変!でもデヴィッド・ボウイの宇宙人役はピッタリやったね、特>>続きを読む