こういう系の映画はどうスコアをつければいいか迷いますが、確実に今まで見てきたホラーの中で一番やばい。
おもしろかったとも思えない(言えない)し、もう一回観たいって思っちゃったら自分に絶望するくらい衝撃の映画。
こっちの世界に足を踏み入れてしまった自分に対してもそうだし、この映画が作成されて世に出されて、終いにはAmazonプライムで見放題なのまで含めて恐怖。
胸糞とか通り越して絶望。なんてったってこういうことが世の中で起きてるはずないって思えないんだもん。
ムカデ人間とかまでいっちゃえばいやいや流石にとか思うけど、こういう特に宗教絡みのものは本当にリアルに見えてしまうのが個人的にこの映画の怖いところの一つ。
音楽がすごくいやーな感じで絶望感を掻き立てるし、見入ってしまうテンポの良さ、何が起きているのかわからない怒涛の前半から、救いようのない後半そしてラスト。最後の最後までやばい映画だった。
この映画は画的なグロ写が控えめというか、殴る蹴るなどがメインで妙にリアル。なので精神的に心がえぐりとられるような作品です。
よかった点は性的暴行がないという点のみ。
序盤のまだやばい人だって知らなかった時に、お母さんが配管のお手入れから死んじゃってるネズミと共に帰ってきて、食事中のみんなに向かって嬉しそうに尻尾を持ってぶらぶら見せびらかしてるシーンで、
え、このお母さんかなりやばいやつだな。。。フランスだと普通なのかな、、、ネズミ可哀想、、、。
って思ってしまった自分にツッコミたい。
ネズミかわいそうっていう優しい心を持ってるのに(自称)なぜかこういう映画を未漁る自分と、やばいのはこういう映画を観ている自分なのにフランス人をおかしくしようとした自分にチョイおこ状態。
とりあえず誰にもおすすめはしませんから、そういう人にはなりたくありませんから、興味がある人は勝手に観たらいいと思います。
