まの

(ハル)のまののレビュー・感想・評価

(ハル)(1996年製作の映画)
3.9
今は亡き森田芳光監督の20年以上前の作品。

PC上で会話をしながら時には嘘をつき、時には悩み相談をしながら見ず知らずの二人が距離を縮めて行く様子が、PC、携帯、スマホが当たり前の今の世の中で、凄く新鮮に感じました。

新幹線ですれ違うシーン、とても良かった。
約束の時間に本当に待ってる人がいるのだろうか?とドキドキする様子、今ならLINEで「遅れます」とか送っちゃて完結するんだと思うと、便利になり過ぎるのもよくないんじゃないのかなぁと考えたりしました。

昔はこんな風にドキドキした恋愛してたんですよね〜。
色んな事を気づかせてもらえた作品です。
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