ブルービートルの拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

王道的なアメコミ映画だが決して良い子ちゃん作品ではない。
平気で人は死ぬしすぐ殺す。
昨今の女子供ヒーロー達は経験してない、平気で殺生が起こる世界観はどこか懐かしさと同時に目新しさを感じた。

軍事会社って設定やカージの機内音声、メカニック的な要素には流石にアイアンマンを連想してしまうし、家族間のギャグ描写はミズマーベル、親族殺しの報復展開はスパイダーマンを彷彿とせざるを得ない。

歴戦のアメコミヒーロー達を引用した二番煎じ的な作品かと思いきや、デジャヴを感じながらも良い所を取りつつ差別化が図れている、新しいヒーロー像が確立されている映画だった。