とらキチ

ドント・ウォーリー・ダーリンのとらキチのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

良作「ブックスマート」で長編監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルドの2作目ということで注目していた作品。
初め、俳優でもある監督自身も出演しちゃうんだ…って思っていたら、観て納得。監督自身が狂言廻しの役割でしたか…。しかもこのテーマでこんな事を言うのもなんだけど、ルックス的にも1番説得力がある俳優として、監督オリヴィア・ワイルドが俳優オリヴィア・ワイルドをキャスティングしたのだな…と。しかも今回に関しては、今作きっかけでオリヴィア・ワイルドとハリー・スタイルズが実際に付き合い出した、というオマケエピソードがちょっと生々しい(現在は破局した模様)。
最後の方で、ちょっとツメの甘さを感じたけど、よく練られたプロットだったしそれに併せてのカメラワークも非常に凝っていて、そこからいろいろと読み取りやすいし、劇伴もそれに拍車をかける。そして終盤の追い込みでの疾走感からの“女性の抱える社会問題”に絡めた真の問題提起にはオリヴィア・ワイルドらしいセンスを感じた。
青い空に広大な砂漠、50'sなクルマに広い家!やっぱりあのアメリカンなロケーションはサイコー!これも含めて“MAGA”が目指したいところなんだろうね😅
いろいろ纏めると、この世で1番女々しくてダサいのは“男”だ!ってこと。全く否定はできませんが😅
とらキチ

とらキチ